bitFlyer（ビットフライヤー）は、日本で最も有名な取引所の一つです。

ビットコインの取引量が日本ナンバーを誇っており、日本を代表する仮想通貨取引所といえます。セキュリティ面も非常に優秀で、2014年の創業以来一度もハッキング被害に遭っていません。

この記事では、そんなビットフライヤーの登録方法を初心者の方でも迷うことなく口座開設できるよう、図解入りで丁寧に解説しております。最後まで読み進めれば、最短当日中に仮想通貨の取引が可能になりますので、参考にしてください。

ビットフライヤーの口座開設に必要なもの

最初に口座開設に必要なものをお伝えします。

ビットフライヤーの口座を開設するにあたり、特別なものは必要ありません。
必要なのは、以下の4つのみです。

• ・メールアドレス(フリーメールアドレスも可能)
• ・本人確認書類
• ・二段階認証アプリ（グーグル認証アプリ）
• ・銀行口座

無いものがあれば、用意するようにしましょう。

メールアドレス

必要なものの一つ目はメールアドレスです。

GmailやyahooメールなどのフリーのメールアドレスでもOKです。

本人確認書類

２つ目は本人確認書類です。

口座開設するだけならメールアドレスだけあれば可能ですが、身分証で本人確認をしないと取引することができません。
以下のいずれかを必ず用意しましょう。

• ・運転免許証
• ・パスポート
• ・在留カード
• ・マイナンバーカード

二段階認証アプリ（グーグル認証アプリ）

3つ目はグーグル認証コードを取得するためのアプリです。セキュリティ対策として必須になりますので、用意しておきましょう。

銀行口座

4つ目は銀行口座です。出金の口座情報を登録する必要がありますので、用意しておきましょう。

アカウントの作成

ここからはいよいよ実際の口座開設手順をご説明します。開設手順は以下のようになっています。

• 1.アプリを用意する
• 2.メールアドレスを設定
• 3.二段階認証の設定
• 4.利用者情報の入力
• 5.本人確認
• 6.銀行口座の登録後にハガキを受け取る

ちょっと行程が多く見えるかもしれませんが、実際にはそうでもありません。やってみると意外と簡単にできますので、この機会に口座開設を済ませてしまいましょう。

一つずつ詳細を解説していきます。

1.ビットフライヤーのアプリをダウンロードする

まずはgooglePlayもしくはituneｓstoreで、ビットフライヤーのアプリをダウンロードしましょう。

「ビットフライヤー」と検索すれば、一番上に表示されます。

1-2.アプリを開いてアカウント作成する

続いてアプリを開きます。上記画面が表示されますので、アカウント作成をクリックしましょう。

次にメールアドレスの登録画面に移行しますので、メールアドレスを入力後に、「アカウント作成」をタップしてください。

アカウント作成をクリックすると、確認メールが届きます。

2.メールアドレスのURLをクリックする

メールの受信ボックスに届いている、「アカウント登録確認メール」を確認し、登録用のURLが表示されておりので、タップして下さい。

URLをタップすると、登録完了の画面が表示され、アカウント登録が完了します。アプリダウンロードから登録完了まで、３分程度です。

3.二段階認証の設定

以上で登録は完了し、一応ログインできるようにはなりました。

続いて、セキュリティ設定をしていきます。メールアドレスの登録が完了すると、引き続き2段階認証の画面が出てきます。

2段階認証をしないと、容易に不正ログインされてしまう危険があるため、必ず設定しておきましょう。SMSでの認証とグーグルアプリでの認証があるため、どちらかを必ず設定してください。

設定方法をそれぞれ解説していきます。

3-2.SMS認証の設定

まずはSMS認証からです。

上記フォームに携帯電話の電話番号を入力し、「次へ」をクリックしましょう。

するとスマホに確認用のコードが起こられてきます。フォームにコードを入力したら設定完了です。

3-3.グーグルアプリ

アプリ認証の際には、認証用のアプリを使います。

定番なのは「Google authenticator」ですが、「Twilio Authy」もおすすめです。いずれも「Google play」か「iTune store」でダウンロードできます。

アプリをスマホにダウンロードしたら、開いたアプリで公式サイトのQRコードを読み込みましょう。

６桁のコードを取得したら、「確認コードを入力」の欄に入力すれば、グーグル認証の設定は終わりです。

3-4.二段階認証の最後のステップ

SMSもしくはグーグルアプリの両方で設定が終わったら、「二段階を使用する項目」を選択します。

セキュリティ面を考えると、すべてチェックすることを強くオススメします。

最後に同意事項にすべてチェックを入れて「同意する」をクリックすれば、設定は終了です。

以上で２段階認証の設定は終わりになります。

4.利用者情報の入力・本人確認

続いては利用者情報の入力です。

ビットフライヤーで仮想通貨の売買を行うには、利用者情報入力が必須になっています。

数分で完了できますので、この機会に終わらせてしまいましょう。まずは上記のページで名前/性別/生年月日など順に入力し、「次へ」をクリックします。

次に居住地、郵便番号を入力します。

続いて、入力内容を確認する画面が出ますので、問題なければ「登録する」をタップしましょう。

次に以下画面の、「続けて取引目的等を入力する」をタップします。

タップしたら「外国の重要な公人ではありません」にチェックを入れ、「次へ」を押します。

続いての画面で職業の選択画面が出ますので、入力していきます。

次に年収や金融資産を入力します。

次に、お取引の目的にチェックを入れます。上記画像のように入れておくのが無難と言えます。

次の画面で投資経験を入力します。上記画像を参考に、経験のあるものにチェックを入れましょう。

次に登録の経緯を選ぶ画面が出ますので、どこでビットフライヤーを知ったかを選択します。

次の画面では、「内部者に該当しません」を選択し、入力内容を確認する」をタップします。

そして、次に表示されるページで「登録する」をクリックすると、利用者情報の入力が完了します。

これで利用者情報入力が完了となります。

続いて、本人確認の提出画面が出ますので、こちらも手続きしていきます。

5.本人確認

ビットフライヤーでは、本人確認することで取引できるようになります。

本人確認には、最短当日で手続きが完了する「クイック本人確認」と「対面での本人確認」があります。クイック本人確認を選べば、その日のうちに本人確認を終えて取引できるようになりますので、サクッと済ませてしまいましょう。

やり方をそれぞれ説明します。

5-2.クイック本人確認

最短当日で仮想通貨の売買ができるようになる、スピーディーな本人確認方法です。早く取引スタートしたい方には非常におすすめです。

やり方としては、非常に簡単で以下のようなステップになります。

• 1.身分証をカメラで撮影し提出する
• 2.顔写真/動画を撮影する

以上です。

スマホやパソコンのみで完了するので、非常に気軽ですね。身分証としては以下のものを使うことができます。

• 1.運転免許証　※公安委員会発行のもの
• 2.個人番号カード(マイナンバーカード)
  ※本人確認書類に記載されている住所と現住所が異なる場合はあらかじめ住所変更手続きをお願いいたします。
  ※マイナンバー通知カードはご利用いただけません。
• 3.在留カード
  ※有効期限切れのものは使えません。

5-3.対面での本人確認

対面での本人確認は、佐川急便の配達員にて本人確認を行う方法です。

スマートフォンがない方や、運転免許証などの住所が記載された身分証がない場合は、対面で本人確認する必要があります。

申請すると、1-2日で佐川急便の配達の人がレターを持ってあなたの家を訪問します。その際に身分証を提示して本人確認を行い、確認ができればレターがもらえます。

レターの受け取りをビットフライヤー側が確認出来たら、本人確認終了となり、仮想通貨の取引ができるようになります。対面での本人確認の際には、以下の書類を本人確認書類として使用できます。

• ・運転免許証
  ※公安委員会発行のもの
• ・個人番号カード(マイナンバーカード)
  ※本人確認書類に記載されている住所と現住所が異なる場合はあらかじめ住所変更手続きをお願いいたします。
  ※マイナンバー通知カードはご利用いただけません。
• ・パスポート
  ※日本国発行のもので、所持人記入欄に氏名および住所が記入されていることをご確認ください。

対面での本人確認は、佐川急便の配達員が家に来るのを待たなければならず、少し面倒です。

その時間は留守にできませんし、口座開設までに１－２日は時間がかかります。そのため、特に理由がなければクイック本人確認を選択したほうがいいでしょう。

6.銀行口座の登録

最後に銀行口座の登録を説明します。

銀行口座の登録が終わったら、口座開設手続きが全て完了しますので、最後まで終わらせてしまいましょう。

まずはアプリを開きましょう。

次に、画面右下の「メニュー」をタップします。

続いて「マイアカウント」をタップします。

次に「登録内容」⇒「銀行口座情報確認」⇒「本人銀行口座を登録」と進みます。

続いて、上記ページが表示されたら各項目を入力し、「登録」をクリックしてください。

以上で口座情報の登録手続きは終了です。

あとは、ビットフライヤー側で確認が終わったら、数日後にハガキが届きます。ハガキを受け取ると、住所確認や本人確認が終了し、本人確認終了となります。ビットフライヤーの登録手続きはすべて完了になります。

口座開設でのお得なキャンペーン

ビットフライヤーでは現在、キャンペーンは行っておりませんが、定期的に口座開設するとビットコイン（〇〇円分）がもらえるキャンペーンなど様々なタイプの期間限定のキャンペーンを行っております。

詳しくは公式サイトをご覧ください。

pビットフライヤー公式こちら

おすすめの銀行口座はどこ？

ビットフライヤーに登録するならどこの銀行口座がオススメでしょうか？

結論としては、入金に使うなら「住信SBIネット銀行」、出金の際には、「三井住友銀行」がオススメです。

振込の際に「住信SBIネット銀行」がオススメな理由としては、クイック入金手数料が無料なのと、スマホやPCからいつでも入金でき便利だからです。

銀行振込手数料	各銀行所定額
クイック入金手数料（住信SBIネット銀行からご入金の場合）	無料
クイック入金手数料（住信SBIネット銀行以外からご入金の場合）	330円（税込）/件

出金の際は、三井住友銀行がいいです。ほかの銀行利用時に比べ手数料がおトクになります。

	３万円未満の出金	３万円以上の出金
お客様の銀行が三井住友銀行の場合	220円（税込み）	440円（税込み）
お客様の銀行が三井住友銀行以外の場合	550円（税込み）	770円（税込み）

わずかな違いに見えるかもしれませんが、何度も入出金を繰り返すと大きな金額になります。

それに、たとえ少額でも無駄な出費は少ないほうが嬉しいですよね。そのため、可能であれば「住信SBIネット銀行」「三井住友銀行」の口座を持っておいたほうがいいでしょう。

口座開設の際によくあるQ&A

【Q】口座を作る際に手数料はかかる？口座維持手数料はかかるの？

【A】口座作成費用も、口座維持手数料も無料です。

【Q】本人確認書類に住所の記載が無いけどどうすればいい？

【A】住所の記載が無い場合は、オンラインでのクイック本人確認はできませんので、対面での本人確認のみになります。

その際に、以下の３つのうちいずれかの補助書類を用意しなければいけません。

• ・国税・地方税の納税証明書
• ・社会保険・国民年金保険領収書
• ・公共料金(電気・ガス・水道のいずれか1点)の領収書

※これらの書類はいずれも、６か月以内に発行されたものでないと無効です。

【Q】未成年でも口座開設できる？

【A】未成年は口座開設できません。

【Q】年収があまり高くないですが、口座開設できる？

【A】安定した収入があれば、年収額にかかわらず多くの場合審査に通ります。

無職かつ資産が少ない、などの状態で申請すると、審査に落ちることがまれにあるようです。

【Q】免許証などの個人情報を提出して流出する可能性はないの？

【A】過去には楽天やヤフーなどの大企業でも情報漏洩事件が起こっています。

そのため、どこの企業でも個人情報漏洩リスクはゼロとは言えません。ビットフライヤーはセキュリティがしっかりしている取引所ですが、不安であれば口座開設しないほうがいいかもしれません。