元々は中国の取引所で2017年7月に出来たばかりですが、海外取引所といえばBinance(バイナンス)と言われるぐらい知名度・取引高とも世界NO1です。

取扱い銘柄も非常に多く、ビットコインやイーサリアムを始め、アルトコインの取扱いも100種類以上あります。
独自のトークン「BNB」で仮想通貨を購入する事で手数料が0.1％→0.05％に割引されるのは、頻繁に仮想通貨を売買する方にとってはかなりお得です。
現在、あまりの人気ぶりから1日に登録する人数を制限しているようなので、登録はお早めに済ませることをオススメします。（登録制限が徐々に厳しくなっていく可能性あり）

昔は「言語切替」に日本語があったのですが、今は日本語の切替が出来なくなっております。
『Googleの翻訳機能』を使えば、だいたい理解は出来るので自力での口座開設は難しくはありません。

本記事でもBinance(バイナンス)の登録・口座開設方法を分かりやすく説明をしているので、是非参考にしてください。
※尚、本説明ページではGoogle翻訳機能のバージョンによる日本語の表記ゆれを考慮して英語（デフォルト）での画像で説明していきます。

Binance(バイナンス)の口座開設準備

海外取引所のBinance(バイナンス)で口座開設をする際、日本の取引所と違って「本人確認」は必須ではありません。
本人確認を行えば”1日の出金額”が大幅に増えますが、本人確認なしの状態でも1日に上限2BTC（約200万）までは出金ができるので、ご自身の投資資産に合わせて必要であれば「本人確認」まで終わらせておきましょう。

今回の説明では「本人確認」まで行う手順を紹介しています。
以下に口座開設時の必要な情報をまとめているので、開設前に用意しておきましょう。

• ・インターネットが接続できる環境
• ・メールアドレス（フリーアドレスも可能）
• ・本人確認書類3部　※詳しくは「本人確認書類」を参照

Binance(バイナンス)のアカウント作成

Binance(バイナンス)の公式HPにアクセスして、右上の「Register（登録）」をクリックします。

アカウント作成フォームの「Register」が表示されるので、必要項目を入力していきましょう。

• ①Email Address（メールアドレス）：登録するEメールアドレスを入力。
• ②Password（パスワード）：ログイン用のパスワードを入力。
• ③Confirm Password（パスワード再入力）：確認のためもう1度パスワード入力。
  尚、パスワードは8文字以上でアルファベットの「小文字」と「大文字」、「数字」をすべて含める必要があります。
• ④Referral ID(optional)：空白で大丈夫です。もし、知人やブログサイトからの招待コードがあれば入力。

次に「I agree to Binance’s Terms Of Use」にチェックを入れます。 すべての入力が完了したら、「Register」をクリック。

次にセキュリティー上、上記画像の様に自動ログインを防止するために認証画面がポップアップで表示されると思います。
「パズル」をカーソルをスライドさせて、『くぼみ』にちょうどハマるように動かしたら、成功です。
※こちらは毎回ログインするたびに、自動ログインを防止するために表示されます。

「Email Verification」と表示されると思います。
こちらは「登録したメールアドレスに確認メールを送信しました」という内容になります。
早速、受信したメールを確認してみましょう。

登録したメールアドレスに「【Binance】Confirm Your Registration」という件名でメールが届いているので、メール内の「Verify Email」ボタンをクリックしてメールアドレスの承認を完了させます。

「Your account is activated.」と表示されたらメールアドレスの承認とアカウント作成は完了です。
そのまま、「Login」をクリックしてログイン画面に移動しましょう。

ログインをしてみよう

登録した「メールアドレス」と「パスワード」を入力後、「Login」をクリック。

次に自動ログインを防止するために認証画面が開くので、認証を成功させればログイン完了です。

初回ログイン時にバイナンスでは仮想通貨のリスクについて知らせる内容が表示されます。
以下に和訳で内容を記載しているので、内容を確認後に問題なければ「チェック」をいれて「I understand. continue」をクリックしましょう。

• ●Make sure you are visiting「www.binance.com」to prevent any phishing attacks.：フィッシング攻撃を防ぐために必ず「www.binance.com」にアクセスしている事を要確認。
• ●Never install any browser plug-ins that claim to be associated with Binance.：バイナンスに関連するブラウザーのプラグインは絶対にインストールしないで下さい。
• ●Never make any phone calls to anyone that claims to be a Binance Support Representative.：バイナンスのサポートセンターやスタッフ等と主張してきても、絶対に電話をかけないで下さい。
• ●Never disclose your Password, Google Authentication Code, SMS Authentication Code or Google Authentication Key to anyone, including Binance Support.：バイナンスへお問合せの際も含め、決してあなたのパスワード、Google認証コード、SMS認証コード、Google認証キーは開示しないで下さい。
• ●Never make transactions or send funds to anyone who claims to be a member of Binance Support.：バイナンスのサポートやスタッフ等と主張してきても、絶対に取引や資金を送金したりしないで下さい。

2段階認証（2FA）を設定しましょう

2段階認証（2FA）を設定されていない方はログイン後に「We strongly recommend you to enable 2FA on your account !」と表示されます。
こちらは「バイナンスは2段階認証（2FA）を強く推薦しております！」という内容です。

今後、取引所では必須となりそうなGoogle 認証システムでの「2段階認証」方法をここでは説明します。
「Google Authentication」をクリックして「Google 認証システム アプリ」ダウンロードを行います。
尚、「Skip for now」でとりあえずはスキップする事も出来ますが、ハッキングリスクを減らすためにも「2段階認証」は設定しておきましょう。

Google 認証システムをダウンロード

上記画像の様に「Enable Google Authentication」のGoogle認証を有効にするためのページに移動したと思います。

こちらからアプリをインストールします。お持ちの端末に合わせて「アップルストアー」か「Google プレイ」を選択しましょう。

アプリのインストールが完了したら、早速アプリを起動させます。

Google 認証システムにバイナンスを追加

追加の「＋」ボタンが右下にあるのでタップして、「バーコードをスキャン」を選択するとスキャン画面が立ち上がるので、先ほどのBinance(バイナンス)の画面の「2.Scan QR Code」タブを選択して、表示される「QRコード」を携帯から読み取ってください。

もし、何らかの要因でQRコードが読み取れない場合は「＋」ボタンから「提供されたキーを入力」を選択後、Binance(バイナンス)の画面の「2.Scan QR Code」タブを選択して、表示される「QRコード」の横に表示されているバイナンスの「提供キー」を入力します。

Google 認証システムでのバイナンスQRコードか提供キーは保存しよう

もし、携帯を紛失した場合はバイナンスにログインする際に、Google 認証システムの2段認証用の「発行番号6ケタ」が見れなくなるので必然的にログインができなくなります。

万が一のために「QRコード」とバイナンス「提供キー」はスクリーンショットか紙に印刷して保存しておきましょう。

バイナンスのGoogle認証を有効にする

最後にBinance(バイナンス)の画面の「STEP④」に移動して、バイナンスのGoogle認証を有効にします。

• ・Key：バイナンスの提供キー（「Backup key」参照）を入力。
• ・Login Password：バイナンスのログイン時のパスワードを入力。
• ・Google Authentication Code：Google認証アプリで表示される6ケタの数字を入力。

上記の入力が終えたら「Enable Google Authentication」ボタンをクリックして「Success」が表示されれば完了です。

バイナンスにログイン後の2段認証を通ってみよう

2段階認証（2FA）を設定後にバイナンスでまだログイン状態であれば、一度ログアウトしましょう。
ログイン画面が表示されるので、再度ログイン作業を行います。

パズルの認証まで終えると、上記画像の様に「Google Authentication」2段認証画面が表示されるので、ここで携帯にインストールした「Google 認証システム」を起動してアプリで表示される6ケタの数字を入力後、「Submit」ボタンをクリックでログインできると思います。

本人確認書類を提出して出金上限を100BTCにあげよう

本人確認をしない方は次の【Binance(バイナンス)への入金は仮想通貨が必要】の内容をご確認下さい。

バイナンスは本人確認を行わなくても、取引は行えます。
ただし、本人確認が済んでないと以下の様に、1日当たり出金ができる金額に上限が設けられます。

• ・本人確認なし（Lv.1）：2BTC
• ・本人確認済み（Lv.2）：100BTC
• ・企業と法人向け（Lv.3）：要連絡 / 日

100BTC相当の通貨を1日で出金する事はないと思いますので、ここでは「Lv.2」までの方法をご紹介します。

ログイン後、右上の「人マーク」を開いて、「Account」アカウントをクリック。

マイ アカウント画面から「Submit Verification Documents」のリンクをクリックしましょう。

「Choose Identity Authentication Type」IDの認証タイプを選択するページが開きます。
「Personal」を選択します。尚、法人の場合は「Enterprise-level」を選択しましょう。

「Personal」（本人確認）画面が表示されたと思います。

日本語での入力できませんので、すべてアルファベットで入力しましょう。

• ①Type（国タイプ）：Internationalを選択。
• ②Last Name（名）：下の名前をアルファベットで入力。
• ③First Name（姓）：名字をアルファベットで入力。
• ④Gender（性別）：性別を選択。Maleは男、Femaleは女です。
• ⑤Country And Territory（国）：Japanを選択。
• ⑥Passport/ID#：パスポートIDが好ましいですが、無ければ運転免許証もしくはマイナンバーカードの番号を入力。

バイナンスは身分を証明する書類としてパスポートを推薦しておりますが、日本人の場合は「パスポート」以外の「運転免許証」、「マイナンバーカード」でも対応可能です。

「Passport Cover」のJPGでアップロード

パスポートであればカバーの写真を撮ってJPGでアップロードとなりますが、運転免許証の場合は上記の様に端が切れないように写真を撮り、撮った写真を「Choose File」のボタンからJPGでアップロードします。（マイナンバーカードの場合も同様のやり方です。）

「Passport Personal Page」のJPGでアップロード

本人が身分証を持ってる状態の写真を提出します。

パスポートであれば顔写真が写っているページを写真に撮ってJPGでアップロード。運転免許証やマイナンバーカードの場合は先ほど「Passport Cover」でアップロードした画像を再度利用してください。

「Selfie With Photo ID And Note」のJPGでアップロード

身分証明書に使った「身分証」と「『Binance』の文字と提出日の日付を記載した紙」を持って、上記の様に自分の顔がはっきり写るように撮ります。撮った写真を「ファイルを選択」のボタンからJPGでアップロードします。

すべてを入力、必要写真のアップロードが完了しましたら、「Submit」をクリックします。

郵便物等はバイナンスから届きませんので、完了したか確認する際は「マイアカウント」ページで「Lv.2」に色が付けば「本人確認書類」の提出は完了となります。審査が通ったら、1日の出金上限が2BTC → 100BTCに増えます！

Binance(バイナンス)への入金は仮想通貨が必要

ほとんどの海外取引所に共通しますが、バイナンスでも仮想通貨で入金する形となります。

仮想通貨をまだ持っていない方は、日本の取引所でまずバイナンスで入金対応している仮想通貨を購入して、そこから「送金」という流れでバイナンスに入金しましょう。

日本で主要の「ビットコイン」や「イーサリアム」はバイナンスへの入金と購入基礎通貨として対応しているので、日本の取引所ならどこでも取扱いがあると思います。