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Ledger Nano S(レジャーナノS)使い方~①初期設定方法~
- ハードウェアウォレット
- 2018/08/23

現在仮想通貨を保持している人で未だに取引所においているという方もいるのではないでしょうか?
すぐに売買するのであれば取引所においていても問題はありませんが、長期保有するという方や仮想通貨を売るタイミングを逃してしまって塩漬けしているという場合はウォレットに保管することをおすすめします。
特に長期保有する場合など仮想通貨を使わないという場合はウェブウォレットなどウェブにつながっているウォレットよりもハードウェアウォレットなどで管理するのが良いでしょう。
この記事ではウェブウォレットの一つ「Ledger Nano S(レジャーナノS)」の初期設定方法を解説していくので参考にしてください。
目次
Ledger Nano S(レジャーナノS)とは?
まずはハードウェアウォレット「Ledger Nano S(レジャーナノS)」について解説していきたいと思います。対応通貨や購入方法などを見ていきましょう。
Ledger Nano S(レジャーナノS)の対応通貨

レジャーナノSに保管することが出来る仮想通貨の種類は27種類あり、今後もアップデートすれば対応される仮想通貨は増えていくでしょう。
ビットコインやイーサリアム、リップルやライトコインなど日本の取引所で取り扱っている仮想通貨はだいたい対応しているので安心して利用できます。
※日本の取引所で取り扱っている仮想通貨は青く塗りつぶしています。
ただ、モナコインだけは未だに取り扱いが無いのでモナコインを保管したいという方は別のハードウェアウォレットの「TREZOR(トレザー)」を利用しましょう。
トレザーについては「ハードウェアウォレット、トレザー(TREZOR)を使って安心を得よう」で初期設定方法を紹介していますのでご覧ください。
それ以外であればレジャーナノSで基本的にどの仮想通貨でも保管できるので、おすすめです。
購入する際は必ず正規代理店で購入しよう!

レジャーナノSを購入するにはAmazonや楽天、家電量販店でも購入することができますが、購入する際には一点だけ「絶対に新品を購入すること」が重要です。
中古品や転売などではウィルスが仕込まれている可能性があり、せっかく安全に管理しようとウェブウォレットに入れたのに、ハッキングされて仮想通貨を失うということにもなりえます。
ウォレットを購入する際は公式サイトや委託販売をしているサイトから購入しましょう。間違っても中古品やオークションサイトなどで売られているものを購入しないようにしてください。
※フリマアプリ「メルカリ」ではウォレットの購入ができないなど各社対応はしているようです。
Ledge Nano S(レジャーナノS)の購入はこちらから
→https://hardwarewallet-japan.com/
Ledger Nano Sの初期設定の仕方
それではレジャーナノSの初期設定の手順について紹介していきたいと思いますので、上記のレジャーナノSの公式サイトから購入が済んだらこちらを読んで初期設定を行っていきましょう。
開封して中身を確認

まずは開封して中身を確認しましょう。開封して中身を取り出した画像がこちらです。
パッケージの中身
・Ledger Nano S(レジャーナノS)本体
・ストラップ×2(ストラップリング)
・USBケーブル
・説明書
・リカバリーシート3枚
それではレジャーナノSの初期設定をして行きたいと思いますが、まずはレジャーナノSの基本的な使い方をチェックしておきましょう。

レジャーナノSは二つのボタンを使って設定していきますが、右側を押せば数字が1,2,3…と増えていき、左側を押せば数字が9,8,7…と減っていきます。
また決定する場合は二つのボタンを同時押しすれば決定となります。それでは早速レジャーナノSの設定を行っていきますが、まずはPCとレジャーナノSをつなげてください。
PINコードを設定

PCとレジャーナノSをつなぐと「Welcome」という文字が出た後に上のような文が出てくるので、両方のボタンを押して設定を開始していきましょう。

次に「新しいデバイスとして設定しますか?」というメッセージが出て来ます。そして両側にバツ印とチェックマークが出てくるので、右側のボタンを押してください。

新しいデバイスとして設定すると選択したら「ピンコードを設定してください」というメッセージが出てくるので、二つのボタンを同時に押して設定していきましょう。

4文字以上のPINコードの設定ができたら、最後の文字列がチェックマークになっていることを確認して上のボタンを二つ同時押ししてください。
同時押ししたら、再度PINコードの入力を求められるので設定したPINコードを入力すればPINコードの設定は完了です。
リカバリーフレーズをメモする

PINコードの設定が終わったら次はリカバリーフレーズをメモしていきます。二つのボタンを同時押ししてリカバリーフレーズを確認していきましょう。

そうすれば1~24個のリカバリーフレーズが表示されていくので、付属のシートに順番に書き写していってください。
このリカバリーフレーズはアップデートの際などに重要となるので、リカバリーフレーズを書き写したシートはなくさないようにしてください。
また、他人に見せることのないようにしましょう。他の人が別のデバイスで、このリカバリーフレーズを設定した場合、仮想通貨を盗まれる恐れがありますので十分に注意してください。
リカバリーフレーズを確認する

リカバリーフレーズを書き写したら次はリカバリーフレーズを確認していきます。リカバリーフレーズを確認するというメッセージが出てくるのでボタンを同時押ししてください。

何度か質問されるので、該当する単語が出てきたらボタンを同時押しして決定していきます。右側のボタンが次のフレーズ、左側のボタンが前のフレーズです。

間違えることなく確認できたら上の画像のようになります。これでレジャーナノSの本体の初期設定は完了となります。
Ledger Nano Sのアプリケーションを導入しよう

レジャーナノS本体の初期設定が終わったら次はPCにアプリケーションを導入する必要があります。レジャーナノは以前までは上の画像のようにマネジメントアプリとウォレットアプリが必要でした。
このウォレットアプリはビットコイン用、イーサリアム用、リップル用など保管する仮想通貨によって個別にアプリを導入する必要があったのです。
しかしアップデートで「Ledger Live(レジャーライブ)」をリリースしたことで、仮想通貨を一つのアプリで管理できるようになったのです。
公式サイトでLedger Live(レジャーライブ)を導入

まずはレジャーナノ公式サイトでレジャーライブを導入していきましょう。サイトにアクセスすると、英語ばかりで一瞬身構えるでしょうが、HP内を見ることはないので安心してください。
Ledger Liveの導入はこちら
→https://www.ledger.com/pages/ledger-live
公式サイトに移動したら「Download Now」をクリックして下さい。公式サイトで必要な作業はこれだけです。
後はアプリケーションをダウンロードしていけば大丈夫。ダウンロードが終了したら次にレジャーライブの設定を行っていきたいと思います。
Ledger Live(レジャーライブ)の設定方法

それではレジャーライブの設定を行っていきましょう。まずはレジャーナノSをPCにつなげてください。PINコードの入力を求められるので、PINコードを入力しましょう。
PINコードを入力したらレジャーライブのアプリケーションを立ち上げます。立ち上げたら「Get started」をクリックして下さい。

そうしたら上の画像のようになります。上から「初期設定をする」「リカバリをする」「初期設定済み」「本体を持っていない」というように並んでいるので3番目を選びましょう。

次にデバイスの選択画面になるので「Ledger Nano S」を選択してください。選択したら「Continue」をクリックして次に進みましょう。

次に上の画像のようになるので、「ピンコードを設定しましたか?」と「リカバリーフレーズを保存しましたか?」という項目で「Yes」を選択しましょう。
それから「あなたのデバイスは本物ですか?」という項目に「Check now」をクリックすればレジャーライブが本体が安全かどうかをチェックしてくれます。

チェックをしている途中にレジャーナノSの本体側で「レジャーマネージャーを許可しますか?」というメッセージが出てくるので、右側のボタンを押しましょう。

チェックが終われば上の画像のように3つの項目全てにチェックマークがつくので、確認中はレジャーナノS本体をPCから外さないようにしてください。

チェックが終わったら3つ目の項目に「あなたのデバイスは本物です」というメッセージが青文字で表示されます。確認できたら「Coitinue」をクリックしてください。

次にパスワードを設定しましょう。パスワードは20文字迄の英数字となっているので、なるべく長めのセキュリティの高いパスワードを入力するようにしてください。
パスワードが決まったら「Continue」をクリックしましょう。

最後に分析とバグ報告を受け取るかどうかの設定を行います。基本的にデフォルトの設定で良いでしょうが、3項目目のバグ報告を受け取るかどうかは「off」にしても問題はありません。
設定を確認したら「Continue」をクリックして設定を完了しましょう。

設定が完了すると「Your device is ready!」と記載された画面になります。これでレジャーナノSの初期設定は完了です。
「Open Ledger Live」をクリックすればウォレットの管理画面になります。これで仮想通貨の送受金が出来るようになりました。
安心して仮想通貨を保管するためにもハードウェアウォレットは重要となりますので、仮想通貨を持っているという方はレジャーナノSを購入して保管するようにしてください!
Ledger Nano S(レジャーナノS)の購入はこちらから!
動画でLedger Nano S(レジャーナノS)の初期設定方法を解説しています!
画像つきの解説だけじゃ分からないという方のために動画も準備しています。
実際に使っているところを見たいという方はぜひ参考にしてください。
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