女優の剛力彩芽さんをCMに起用したことで一躍話題となったZaif(ザイフ)。この取引所のもう一つの特徴といえば独自のトークンを購入することが出来るという点です。

Zaifのトークンと言われてピンとくるのは「COMSA」でしょう。この記事ではZaifで購入できる独自のトークンについて概要や将来性などを紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

Zaif(ザイフ)で購入できるトークン(ザフト)の概要と使い方について

Zaifはビットコインを始め、イーサリアムやビットコインキャッシュ、ネム、モナコインの5種類の仮想通貨を購入することが出来る取引所です。

しかしその他にもトークンと呼ばれる仮想通貨を購入することができます。トークンについてはICOについてのページで紹介していますのでご確認ください。

ここではZaifで購入できるトークン(ザフト)について簡単に説明していきたいと思いますので、Zaifのトークンに興味があるという方はチェックしておきましょう！
※COMSAについては別の項目で紹介しています。

ZAIFトークン(ZAIF)

ZAIFトークンはZaif自身が発行している暗号通貨のこと。発行当初は特にこれといった使い道はありませんでしたが、現在はZaifが独自で行うイベントやゲームなどに参加できるという使い道があります。

2017年8月にICOソリューションであるCOMSAとの連携により、一時は価格が暴騰しました。現在はすでにCOMSAのプレセールは終わっていますが、今後も何らかの形で使い道が出てくるかもしれませんね。

また期間限定でZaifに登録することでZAIFトークンを無料で手に入れられるキャンペーンを行っています。興味のある方は「期間限定でZAIFトークンが手に入るキャンペーンがあるの知ってた？」を参考にしてください。

ZAIFコインは発行上限が設定されていないので、一度に大量発行されたら価格は下がってしまうというリスクはありますが、現在は1ZAIF＝0.4円ほどですので宝くじを買う感覚で買ってみても良いかもしれませんね。

カウンターパーティー(XCP)

カウンターパーティーは「counterparty」が発行するコインのこと。ビットコインのブロックチェーン上に構成されたプラットフォームで発行されるトークンです。

独自のトークンを発行することが出来るというのが最大の特徴で、このトークンを使うことで自分の通貨を発行することができます。

そのため資金集め(ICO：Initial Coin Offering)として利用されることが多い通貨です。発行上限は2,648,755枚とビットコイン同様上限設定のある仮想通貨となっています。

BitCrystals(BCY)

BCYはEverdreamsoftというスイスにあるゲーム制作会社が発行したコインのことでBitCrystals(ビットクリスタルズ)と呼ばれます。このコインは「Spells of Genesis」というゲームで使うことが可能です。

発行した理由はゲームの開発費を稼ぐためとICOの典型的な例と言えます。Zaif内ではあまり値動きのないことが多いようですが、2017年には世界展開が始まっているので期待は高い仮想通貨と言えるでしょう。

発行上限は1億BCYと多いです。使用用途は限られますが、ゲーム自体が普及すれば今後も注目を集める可能性は高いですので、購入しておいても良いかもしれませんね。

Storj(SJCX)

SJCXはクラウドストレージサービスを提供するStorj(ストレージ)によって発行された仮想通貨です。StorjとはこれまでのDropbxやOne Driveに換わるより安全で低コストな分散型ストレージサービスのこと。

DropboxやOne Driveは管理者がいる中央集権型のクラウドサービスですが、Storjは分散型ですのでより安全なデータの保管とより速い通信速度、そして料金の安さがという利点があります。

今後Storjの需要が伸びていけばSJCXの価値も上がる可能性は大。他のトークンと違ってボラティリティが大きいためハイリスクではありますが、ハイリターンを狙える銘柄と言えるでしょう。

フィスココイン(FSCC)

FSCC(フィスココイン)はフィスコ株式会社という金融情報サービスを提供している上場企業が発行した仮想通貨です。

フィスコは上場企業ということで信頼度は高いですし、仮想通貨取引所も開設しているため今後フィスココインが価値が高まる可能性は十分にあります。

ただ、現段階ではフィスココインの使い道ははっきりしていないので今後のフィスコのプレゼン次第ですね。また発行上限の設定はないので、コインを増やすとなった場合は注意しておくと良いでしょう。

ぺぺキャッシュ(PEPECASH)

ぺぺキャッシュは日本でいう2ch(5ch)の米国バージョン4chで作られたコインです。ぺぺというカエルを擬人化したようなキャラクターのカードを売買することに使用されます。

日本のモナコインと似たようなものですね。モナコインほど使い道の幅は広くはありませんが、そのコミュニティの高さやカードをトークン化させてブロックチェーン上で取引を行うことを実現したという意味では仮想通貨界にとって有意義な存在とも言えるでしょう。

日本でもモナコインが人気が出たように、今後もぺぺキャッシュが急騰する可能性は捨てきれませんので、興味のある方はチャレンジしてみても良いかもしれませんね。
※個人的にぺぺよりもモナーの方が可愛いと思います。

CAICAコイン(CICC)

CAICAコイン(カイカコイン)は株式会社カイカが発行した仮想通貨です。発行した理由はカイカが仮想通貨を体験してもらおうという意図で発行した通貨で、具体的なビジョンや使い道は提示されていません。

しかし一般的な仮想通貨と同じようにボラティリティは大きいので、短期で変動差を狙って投資するには有効な仮想通貨と言えるでしょう。

発行上限はないようですので、コインを増やすとなれば価値が下がってしまう可能性もあるので投資をする際はカイカの情報に注目しておくことをオススメします。

ネクスコイン(NCXC)

ネクスコイン(NCXC)はネクスグループが発行した仮想通貨です。ネクスグループは総合クラウドソーシング事業やデバイス事業、ソフトウェア事業、ロボット事業、農業ICTといった様々な事業を展開しています。

ネクスコインはフィスココインやカイカコイン同様、使用用途がハッキリとしていないので今後どのように展開していくのかがわかりません。

値動きも他の仮想通貨に比べるとそこまで大きいというわけではないので、まだまだ様子見という投資家も多いと思います。ただ、興味があれば価格の安い今のうちに投資していても良さそうですね。

ゼン(JPYZ)

JPYZ(ゼン：ZEN)は現在Zaifでしか買えない仮想通貨で、ブロックチェーン推進協会(BCCC)が発行しています。ZENは1JPYZ＝1円を保っていて、大きな値動きはほぼありません。

そのため投資にはあまり向いていない仮想通貨です。アメリカのTether(テザー)が同じように1USDT＝1ドルですが、テザーはただ単に法定通貨と同じ値段で発行していますが、JPYZはブロックチェーンを企業活動に普及させるという目的で発行されています。

また1JPYZ＝1円ですが、売り注文に対してそれを超える買い注文が発生すれば1円を超える可能性もありますので注意が必要です。

COMSA(コムサ)はなぜ話題になったの？

Zaifでは「COMSA」を購入することができますが、一時期話題になりましたよね。なぜCOMSAが話題になったのかを見てみたいと思います。

そもそもCOMSA(コムサ)とは？

COMSAは日本初のICOプラットフォームで、短期間で資金調達をしたいという方や企業のために作られました。COMSAはICOが出来るだけでなく、ICOを成功させるためのサポートもしてくれます。

ICOは企業が新たに仮想通貨を発行して、投資家に購入してもらうことで資金調達を行う仕組みのことです。ICOについて知りたいという方はICOについて解説しているページがありますので、そちらをご覧ください。

COMSA(コムサ)を活用するメリット

COMSAを活用するメリットとは何でしょうか。企業側にも投資家側にもメリットがありますので、それぞれのメリットを見ていきましょう。

まず企業側のメリットとしてはICOに関わる様々な手続きについてのサポートを受けられるということ。企業がICOで資金調達を行うためには、ホワイトペーパーの整備やブロックチェーンの設計など様々な手続きが必要になります。

ICOを行おうと思ってもほとんどの企業はICOそのものが未経験ですので、ハードルが高いというのが現状。そこでICOで成功例のあるCOMSAを利用することで、ICOに関する手続きについてサポートを受けることが出来るのです。

また投資家のメリットとしてはICOを実施するプロジェクトにおいて、CMSを払込手段として使用した場合に5％の追加ボーナスを受け取ることが出来るということ。

仮想通貨に投資をする方は資産を増やしたいという方がほとんどでしょうから、5％の追加ボーナスを受け取って資産を増やすことが出来るのは嬉しいですね。

COMSA(コムサ)のデメリット

もちろん、COMSAにもデメリットは存在します。まず1つがトークンに上限がないということ。COMSAのICOの場合、トークンセールが終わると全購入量と同じ数だけ追加発行されてしまいます。

例えば最初のトークンセールで1億円の購入があったとすると、セールが終わった瞬間に1億円分のトークンが発行されるのです。つまり、最初のトークンセールが終わった瞬間にそのトークンの価値が下がるということが言えます。

もう1つがICO案件の中止やICO案件の再検討があるということ。実際にクラウドファンディング事業を行うキャンプファイアーのICO案件は中止になりましたし、企業側がCOMSAでのICO案件を再検討すると発表することで、COMSAによるICOを不安視する声も出ててしまいます。

ICO案件の中止についてはCOMSAの価値を維持したいというテックビューロ側とCOMSAを売って日本円を手に入れたいという企業側との齟齬があったとは言われていますが、本当のところはわかりません。

COMSA(コムサ)に投資する際の注意点

これまでCOMSAについて簡単に解説してきましたが、COMSAは便利な半面様々な企業によってICOが中止されていたり、再検討されるなど不安な要素もたしかにあります。

ただ、企業側にとってもICOが行いやすいというメリットがありますし、投資家側にとっても値動きが大きくハイリターンを得られる可能性があり、5％の追加ボーナスを受け取れるというのは大変魅力的です。

COMSAに投資をする際はしっかりと情報収集をして、どのようなリスクがあるのかを理解して購入するようにしましょう。

Zaif(ザイフ)のトークンの将来性

ここまではZaifに取り扱いがあるトークンについての解説をしてきましたが、今後Zaifのトークンはどうなるのか気になるという方はいるでしょう。

そもそも仮想通貨の歴史が浅いため、一概にこうなるとは言えませんが、Zaifのトークンはトークンを発行している企業やCOMSAの成長に左右されるのは間違いないでしょう。

ZAIFトークンやCOMSAはZaifを運営しているテックビューロ社が開発しているので、今後Zaifのユーザーが増えたりZaifやテックビューロ社の評価が上がればCOMSAやZAIFトークンの価値も上がっていきます。

その他のトークンについても同じことが言えるので、「FSCC」「XCP」「CICC」「NCXC」「SJCX」については企業の情報もチェックしておくと良いでしょう。

Zaif(ザイフ)に登録してトークンを買ってみよう！

今回はZaifで購入できるトークンについて紹介してきました。仮想通貨は値動きが大きく、大きな利益を得られるという事で話題になったのは記憶にあたらしいですね。

しかし現在は主要のコインは値上がりしていて少額から始めるには大きなリターンを得られる可能性が低くなっています。

大きな利益を得るには価格の低い仮想通貨を購入して値上がりするのを待つというのが主な手法になっていますが、価格の低い仮想通貨は日本国内の取引所では扱っていないので必然的に海外の取引所を利用する必要があるのです。

ただ海外の取引所を利用することに不安を持つという方は多いと思います。そこでトークンを購入して値上がりするのを待つというのも1つの手ではないでしょうか？

Zaifはトークン以外にもビットコインやイーサリアムなどメジャーな通貨も取り扱っているので両方に取引をすることも可能です。

Zaifの登録方法や入金方法についてはZaifの詳細ページでも紹介しているので、是非参考にしてください。