今や国内、海外では多数の仮想通貨取引所が存在しています。
国内ではCMなどで目にする機会も多いと思います。「Zaif」がいいのか？「DMMビットコイン」が良いのか？大手の「ビットフライヤー」が良いのか？
仮想通貨を始めてみようと思った方は、まず取引所の選択に迷いが生じるでしょう。

中にはCMキャラクターなど好みで決定される方もいるかもしれません。
しかし、そのような理由で取引所を決定しまうと思わぬ損失を生んでいるかも！？

何故なら仮想通貨の取引所によって、サービスや特典に違いはあるし、特に手数料を確認せずに口座開設して取引している方は今一度、あなたの取引スタイルと合わせて取引所の手数料を確認すべきです。
本当に今の取引所が最も手数料を抑え、無駄な損失を出さずに取引ができる取引所なのか？
本ページではそんな仮想通貨取引でかかる手数料を国内・海外に分けて徹底的に比較した表と取引スタイル別におすすめできる取引所を紹介しているので、是非参考にしてみてください。

なお今回、紹介する取引所はすべて口座開設時に手数料はかからない取引所です。逆に口座開設時に手数料をとっているところは相当なメリットがない限りやめておきましょう。

仮想通貨の手数料とは？種類は大きく分けて5つ

国内、海外取引所では主に5つの手数料があります。

①日本円での入出金時の手数料

仮想通貨取引所に新規で口座開設したら、まずはじめてに日本円で「入金」すると思います。その際にかかる「入金手数料」と購入した仮想通貨を利確する際に日本円に換金して、その日本円を「出金」する際にかかる「出金手数料」があります。
こちらに関しては基本的に取引所側というか、お持ちの銀行口座と取引所の振込先によって「入出金時の手数料」は異なるので、重要視するポイントとは言えないでしょう。
今回の手数料比較表では割愛しております。
尚、海外の仮想通貨取引所の場合は仮想通貨での入出金となりますで、ここでの【日本円での入出金時の手数料】は国内仮想通貨取引所を利用時のみ発生する手数料を指しています。

②仮想通貨を預ける際の送金手数料

こちらは日本円を入金（預ける）するとは別で、仮想通貨を取引所に預ける際にかかる手数料の事です。送金手数料と言った方が分かり易いかも知れません。
たとえば、ビットフライヤーからZaifにビットコインをそのまま移動させると、送金する側「ビットフライヤー」で送金手数料が発生します。
尚、送金する側で手数料は発生しますが、送金される側では一切手数料は発生しません。

海外取引所は日本円での入金ができないので、別の取引所で購入した仮想通貨かウォレットなどで保持している仮想通貨を取引予定の海外取引所に送金してからの取引となります。
そのため、日本で購入したビットコインなどを送りたい場合は出来るだけ、「売買手数料」と「送金手数料」が安い取引所を選ぶ必要性が出てきます。

③売買取引の際の手数料（取引所と販売所の場合）

取引所と販売所の違いは後で説明をしますが、現物取引ともいえる取引所と販売所での売買にはスプレッド(取引所の利益)があり、その分の手数料がかかります。
ビットコインとアルトコインではスプレッドに違いがあり、手数料が変わることもあるので注意しましょう。

FXや信用・先物取引などをする予定がない方は、こちらの手数料が出来るだけ安い取引所を選ぶ事が重要となります。

また、取引所での売買で「メイカー取引」と「テイカー取引」の2つ取引方法を用意している取引所があります。代表的なところで言うと「Zaif」や海外の「BitMEX」ですね。
この「メイカー取引」とは”指値注文”といって、購入予定の仮想通貨に希望の金額を指定して注文をかけることです。
次に「テイカー取引」とは”成行注文”といって、希望の金額を指定せず確実に変える金額で自動決済する注文方法のことを言います。

④仮想通貨FXや信用・先物取引の手数料

FX取引や信用取引、先物取引でかかる手数料です。
取引所だけでなく取引方法によっても異なってくる場合があるので、そちらも合わせて確認していきましょう。

物取引の予定がない方が重要視すべき手数料になると思いますが、レバレッジ取引を予定しているのか？FXが良いのか？信用取引が良いのかなど、取引種類・取引スタンスに合わせてどこの取引所があっているか選びましょう。

⑤ポジション保持手数料（スワップポイント）

FXや信用・先物取引などでポジションを保持するための手数料です。スワップポイントや建玉とも言います。（現物取引の方には一切発生しない手数料です）
毎日決まった時間までに取引をせず、ポジションを保持した場合に手数用が発生します。
これは取引を活発にさせるために発生する手数料で、手数料と言っても「貰える手数料」と「支払う手数料」があり、相場状況によって行なります。

現在、ポジション保持手数料で「貰える手数料（マイナス手数料）」を実施しているのは海外取引所の「BitMEX」のみとなります。

取引所と販売所の違いを理解しよう

簡単にいうと「取引所」がユーザー同士で仮想通貨の売買取引する所。
そして、「販売所」が業者から直接、仮想通貨を売買取引をする所。例でいえばZaifから仮想通貨を直接購入するといった感じです。
詳しくは【仮想通貨】取引所と販売所の違いについてを参照してください。

尚、ほぼすべての海外取引所には販売所がありません。また、国内では「ビットバンク」や「Liquid by Quoine（リキッドバイコイン）」、「ビットトレード」も販売所での売買は不可です。

国内取引所の手数料比較 一覧

会社	取引所	販売所	FX	信用	先物	*送金手数料
ビットフライヤー	0.01%～0.15%	無料	無料(スワップ0.04%)	–	無料(スワップ0.04%)	0.0004BTC
Zaif	-0.05%～0.1%	3%~	–	利益の0.7%	–	0.0001BTC
Liquid by Quoine	無料	–	無料(スワップ0.05%)	–	無料(スワップ0.05%)	無料
GMOコイン	無料	無料	無料(スワップ0.04%)	–	–	無料
ビットポイント	無料	–	0.035%(スワップ0.035%)	0.035%(スワップ0.035%)	–	無料
DMMBitcoin	–	無料	–	無料(スワップ0.04%)	–	0.0008BTC~
ビットトレード	0.20%	0.2%~0.7%	–	–	–	0.0005BTC~
bitbank	無料**	–	–	–	–	0.001BTC~

*送金手数料はビットコインで出しています。
**ビットポイントは2018年9月末迄のキャンペーン中にて手数料が無料となっております。

取引所での売買なら手数料が貰えるZaifがおすすめ！

何といってもマイナス手数料はお得です。
また、マイナス手数料を国内取引所で行っているのはZaif（ザイフ）だけ！
このマイナス手数料は取引すればするだけ手数料分が貰えるので、複数の取引も手数料を気にせずに行えます！

また、Zaif（ザイフ）では積立コインという独自のサービスも行っているので是非チェックしましょう。
→【賢く仮想通貨を増やす！Zaifの積立コインとは】

Zaifの公式サイトコチラ

先物取引や販売所での売買ならビットフライヤーがおすすめ！

先物取引や取引会社から直接、仮想通貨を買うならハイセキュリティとビットコイン取引量NO1の実績のあるbitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめです。
また、提携している店舗も多く楽天やアマゾンで買い物をする方は必見で、買い物の際にbitFlyer(ビットフライヤー)経由で行うことでビットコインが無料で貰えます！

bitFlyer(ビットフライヤー)は国内の取引所では数少ない先物取引が可能で手数料は無料、スワップポイントも0.004%と最安値です！

なお、bitFlyer(ビットフライヤー)は話題のリップルの取扱いがないので、もし販売所からリップルを購入したい場合は手数料無料の【GMOコイン】がおすすめ！

ビットフライヤーの公式サイトコチラ

仮想通貨FXなら間違いなくGMOコイン

唯一、手数料無料で行ってます。
GMOコインは主要の仮想通貨（ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコイン）に将来期待されているリップルの取扱いもあります。

GMOコインの公式サイトコチラ

信用取引ならDMMビットコイン

現物取引は仮想通貨2種のみなのでおすすめできないですが、先物取引は手数料が最安値で取り扱い仮想通貨が多い、DMMビットコインが一番おすすめです。
取引できる通貨はビットコイン、リップル、ライトコイン、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ネム、ビットコインキャッシュと全7通貨で豊富です。
更にキャンペーンも豊富で、2018年の6月現在では口座開設で1,000円プレゼントと非常にお得！

DMMビットコインの公式サイトコチラ

送金手数料で選ぶならGMOコインとビットポイント！

売買目的では他の取引所の方が良いでしょう。
ただ、もし海外仮想通貨取引所に送金目的などであれば、出来るだけ送る際にかかる手数料は押さえたい所です。

GMOコインもビットポイントも取引所での売買はZaifよりユーザーが少ないので、安く希望価格を出すと中々約定が完了しない場合がありますが、手数料が無料なのでビットコインやイーサリアムを無駄なく購入して、無駄なく海外取引所に送金ができると思います。

GMOコインの公式サイトコチラ

ビットポイントの公式サイトコチラ

海外取引所の手数料比較一覧

会社	取引所	FX	*送金手数料
Binance	0.05%(BNB)～0.1%	–	0.0005BTC～
BitMEX	-0.0250%～00.0750%	0.25%(スワップ-0.0906%～0.0906%)	0.0005BTC～
Coinexcange	0.15%	–	0.0005BTC～
Cryptopia	0.2%	–	0.0005BTC～

*送金手数料はビットコインで出しています。

海外販売所でレバレッジなしの取引ならBinance！

主要仮想通貨は多数取扱いがあります。取引量も世界で最も多い取引所でセキュリティ関連もしっかりしています。
通常は取引手数料0.1％ですが、バイナンスの独自コイン「BNB」を使えば最大50％割引が適応されるので、実質0.05％の手数料で売買ができます。

Binanceの公式サイトコチラ

海外取引所でレバレッジ取引なら間違いなくBitMEX！

国内Zaif同様にマイナス手数料を導入しているBitMEX。更にレバレッジは最大100倍まで可能と追証がない海外特有のルールも素晴らしい。
数少ない日本語が対応している取引所なので、レバレッジ取引をするなら登録しておいて間違いない海外取引所となります。

当サイトから登録すると、「半年間手数料10%割引」の特典が受けれるキャンペーンを実施中です！

BitMEXの公式サイトコチラ

海外取引所での送金手数料はほぼ差がない

海外取引所での送金手数料は取引所毎に大きな差異がなくだいたいビットコインでいえば、0.0005BTC前後に収まっているので、送金手数料で取引所を選ぶ事は必要ないでしょう。

手数料を考えると仮想通貨の口座は複数持っておいた方が良い

国内と海外の仮想通貨取引所での手数料をご紹介しましたが、意外と取引所毎に手数料が違っていたり、FXをするか？手堅く販売所で購入？安価でユーザーから（取引所）購入？など・・・取引する内容によって手数料が最安値の仮想通貨取引所が分かれている事に気づいたかと思います。

つまり、もしFXするなら『GMOコインを使う』、直ぐに欲しいから販売所を使って購入する場合は『bitFlyer(ビットフライヤー)を使う』、海外取引所に送金目的だから送金手数料の安い『ビットポイントを使う』など、あなたの取引スタイルに合わせて必要であれば複数口座を作っておくことをおすすめします。