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仮想通貨をレンディング可能なおすすめ取引所の金利比較
- 仮想通貨ニュース
- 2018/09/20
仮想通貨のレンディングと言われる「貸仮想通貨」サービスに注目が集まっています。
貸仮想通貨(レンディング)は保有する仮想通貨を、取引所を通して貸し出すことで利益を得ることが出来るサービスです。
これまで、仮想通貨のトレーディングによって利益を得る手法が主流でしたが、銀行の貸付のような仕組みが仮想通貨でもできるような仕組みができてきています。
短期のトレーディングで利益よりも損失を出すほうが多い人などは、長期の貸し出しに出すことによって利益を出せる仕組みとして注目され始めています。
そこで、仮想通貨のレンディングとはどのようなサービスなのか、具体的な仕組みやメリット、リスク、取扱い可能な仮想通貨取引所などを紹介します。
目次
仮想通貨レンディングの仕組みとは?
仮想通貨レンディングとは、保有する仮想通貨を取引所を通して貸し出し、その貸し出しの期間によって金利を得るサービスのことで貸仮想通貨とも言います。
貸し出した仮想通貨は、仮想通貨を借りる人に金利をつけて貸し出され、その金利の一部を貸し出す側は受け取れる仕組みです。銀行預金の考え方に似ていますね。
では、この「金利」はいったいどのようにして、発生しているのでしょうか?
それは、ユーザーが仮想通貨の高額の投資が可能な「レバレッジ取引」を行う際に発生します。
そこで、まずはレバレッジ取引について説明しておきます。
仮想通貨には、2つの取引方法があります。
それは、「現物取引」と「レバレッジ取引」になります。
・現物取引とは、仮想通貨を現物として、現金もしくは仮想通貨で売買が行われる取引のことを言います。
・レバレッジ取引とは、日本円もしくは仮想通貨を証拠金として、元本の何倍かの資金として運用ができる取引のことを言います。
レバレッジ取引では、信用取引として証拠金を担保として取引を行うのですが、証拠金の所有量によって可能な注文量が変わってきます。
すなわち、保証金としての証拠金を担保として、取引業者より仮想通貨を借りて取引を行うということになります。
そのレバレッジ取引の際に”取引業者より仮想通貨を借りて”とありますが、ここで取引業者に貸し出した方の仮想通貨が使われます。
つまり、取引所はレバレッジ取引を行うユーザーに対して一定の手数料を上乗せしているので、この手数料分が結果的に仮想通貨レンディングにて貸し出した方の金利(利益)と変わるわけです。
レンディングの仕組みは、仮想通貨を貸したい人と仮想通貨を借りたい人、そして仲介者となる仮想通貨取引所の3つの関係性によって成立していることが分かると思います。
また、仮想通貨レンディングが可能な通貨として、当初はビットコインのみでしたが、各取引所はレンディングで取扱いが可能な通貨が増えています。
ビットコイン以外の主要アルトコインである、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、モナコインなど使える取引所が出てきていますので、その辺りも確認してどの取引所で貸し出しを行うかを検討するのが良いでしょう。
仮想通貨レンディングに向いている人について
・仮想通貨の送金や売買をしばらく行う予定がない
・ショート売買での取引手数料が気になる
・中長期の投資目的で仮想通貨を保有している
仮想通貨レンディングのメリット
仮想通貨レンディングにおけるメリットは、仮想通貨を貸す側にとって取引所へ預けるだけで、利子(金利)を得ることができるということです。
借りる側は、仮想通貨取引所が間に入っていることにより借りている資金を持ち逃げすることはできないため、貸す側にとってその辺りも安心できます。
また、金利の仕組みについても銀行預金に似ていますが、仮想通貨レンディングの方が魅力と言えるが金利となります。
仮想通貨レンディングの金利は年間約5%が設定されていますが、銀行預金の場合ですと年間約0.01%なので、仮想通貨レンディングの方が利率は高いのです。
貸し出す側の貸出金額によって、一定の利益を得られるようになっています。
レンディングは、こういった仕組みによって運営されていることから、不正は起こりにくいと考えられます。
また、仮想通貨の取引売買によってなかなか利益を得ることが難しい人には、ある程度の強制で長期保有される形になるので、急騰や急落によって一喜一憂して売買ボタンを思わず押してしまうような突発的な行動は防げるでしょう。
仮想通貨レンディングのリスク
メリットがある一方で、レンディングをする上でのリスクも理解しておく必要があります。
まず、仲介者として入っている取引所が破綻した場合に貸し出ししている資金は戻らない可能性があります(保障してくれる業者も多いので規約等を確認しよう)。
また、貸し出ししている期間は保有している仮想通貨を動かせず売買もできません。
仮想通貨は、価格の変動が激しいことが知られていますが、急激に上がることもあれば急激に暴落することも考えられます。
もし、貸し出ししている期間で、暴落が起きた場合に途中で引き出したり売却したりすることができないのです。
また、途中解除ができる取引所だったとしても、一定の手数料を取られることが多いです。
改めてリスクの可能性のポイントをまとめると、
1.売買したい時の機会損失の可能性
2.取引所が破綻する可能性
3.仮想通貨の価値の急落の可能性
以上3つが考えられるリスクになります。
仮想通貨のレンディングには、そういったリスクがあることを承知の上、貸し出しを行う取引所を選定することが大切です。
仮想通貨をレンディングできる取引所と金利
ここでは、仮想通貨レンディングができる国内外の取引所と金利などのサービス概要を紹介します。
bitbank(ビットバンク)
金融庁の認可が降りている仮想通貨交換業者になります。
対応仮想通貨:ビットコイン
期間:1年
年利:5BTC未満で年利3%。5〜10BTC未満で年利4%。10BTC以上なら年利5%。
レンディング可能額:1〜25BTC
途中解除手数料:5%
GMOコイン
日本の東証上場企業であり金融庁の認可も降りているか躁鬱か交換業者になります。
対応仮想通貨:ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リップル
主に年利は5%で設定されていますが、期間やレンディング可能額などは公式が定期的に募集をかける内容によって異なるので要確認です。
Poloniex(ポロニエックス)
アメリカの仮想通貨大手取引所になります。
対応仮想通貨:ビットコイン、イーサリアム、リップルなど14種類
期間:2〜60日間
年利:0.72%
自動でレンディングをおこなってくれるのが特徴で、レンディングボット、ビットシーダー等が使えます。
ボットは、再貸し出しや金利の設定を自動でおこなってくれることから、手間を最小限におさえることができます。
仮想通貨のレンディングで儲けたお金の税金は?
仮想通貨は、取引売買によって得た利益は「雑所得」として分類され、確定申告が必要になります。
そして、レンディングで得た利子も同様に雑所得で計算することになります。
尚、仮想通貨は仮想通貨のままで保有しておく分には課税対象となりません。
仮想通貨で得た利益を日本円に交換した時点で課税対象となります。
例えば、100イーサリアムを貸し出した時、年利が5%だとすると利息は約5イーサリアムになります。
貸し出し期間が150日とした際にその150日間におおよそ2イーサリアム増えたことになります。
その2イーサリアムを法定通貨(円など)へ換金すると、その時のレートで計算された金額が利益になります。
また、利益が合計20万円以下の場合は、確定申告の必要はありません。
もし、レンディング期間で年をまたぐ場合、レンディングで得る利益がある場合は利益を日割り計算する必要がありますので注意しましょう。
仮想通貨レンディングで得られた所得の税金申告の計算方法について
1.利子分の仮想通貨 × 換金時の仮想通貨時価格 → 課税対象額
2.(課税対象額 × 税率) − 控除額 → 納税額
例)2ETH(利子) × 70,000円(時価) = 140,000円(納税額)
※確定申告する際の税率に関しては、下記の税率表にて確認をしましょう。
課税対象の所得金額(課税所得額) | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円~330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円~695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円~900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円~1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円~4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 4,796,000円 |
賢く仮想通貨をレンディングで増やそう!
ここまで、仮想通貨のレンディングについて仕組みやメリット・リスク、各取引所の状況、利益を得た際の確定申告について紹介してきました。
もし、既に仮想通貨を保有していて特に売買するのではなく、保有したままにしておくこと(いわゆるガチホ)を決めた場合には、ひとまず信頼のおける仮想通貨取引所でレンディングを行ってみるのも良いでしょう。
利益を得れるだけでなく、仮想通貨が急落したときに思わず売却ボタンを押してしまい、一時の判断で想定外の損失生む事を回避出来る可能性も高まるかもしれません。
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