仮想通貨と言えば？と問いかけたときに多くの方は、「動きの大きな相場」があるですが、今後もそういった動きは期待出来るのかどうか、投資をするのなら気になる所なのは間違いありません。

そもそも何故、仮想通貨は大きな値動きをするのか、そこを知っておく事をおすすめします。

動く要因がわからなければ、いつ利益を得る為に、仮想通貨を購入すればいいかもわかりませんし、損をしないために何時売却をするべきかを知る為にも、知識として何故大きな値動きをするのかを知っておきましょう。

どんなタイミングで仮想通貨は値動きするのか？

どのタイミングで仮想通貨の値動きが起こるのかを考えたときに、一番思い浮かべるのが多いのは「ハッキング」ではないでしょうか。

ですが、考えてもらいたいのは、ハッキングはあくまでマイナスなイメージしかなく、仮想通貨の価格が急速に下落するのは理解できますが、それだけでは急騰や暴騰と言われる値上がりについて説明が出来ません。

ニュースの注目度は高い

マイナスな面だけではなくプラスに考えられる部分も含めて為替が動くタイミングに、「ニュース（アナウンス）」が絡んでいます。

例えば、イーサリアムクラッシックがハードフォークを行うというアナウンスが流れました。そうするとイーサリアムクラッシックは大きな値上がりをする可能性があります。

ニュース（アナウンス）というのには理由があって、最近はSNSが情報面で大きな力を持っていて、仮想通貨の開発者などもSNSでアップデートやハードフォークの情報を流したりします。

それによって、暴騰が置きたり、暴落が起きたりも十分に考えられます。

ハッキングされた形跡が見つかると暴落

仮想通貨によっては送金履歴が残るものがあり、おかしな記述が存在しないか、投資家の中でも監視をしている人もいます。

先程も少しお話しましたが、ハッキングがあると確実に仮想通貨は価値を下げます。

中でもセキュリティ上の問題など、仮想通貨に利用されているブロックチェーン技術の問題だとその仮想通貨にとってのダメージは計り知れないものになります。

大抵は、ブロックチェーン技術の問題ではなく、取引所のセキュリティーの問題になるのですが、ハッキングされたコインの価値は下がります。もちろんコイン側には問題は無いのですが、それでも価値は下がります。

取扱取引所が増えると人気が出て動く

仮想通貨の場合、どれだけの取引所で取扱いがあるかも、通貨としての価値になります。

ここに一番当てはまるのは、「ICO」や「草コイン」かもしれません。海外の取引所限定といっても過言では無いのですが、価格の変動が10倍～100倍も普通に有り得るのですが、全く価値が無くなってしまう可能性も否めないのがポイントです。

基本的に取扱取引所が増えるということは、それだけ信頼感が増すということもあるでしょう。ホワイトペーパーが認められたと考えられて、その仮想通貨の価値は高くなります。

主要と言われているBitcoinやEthereumなどは、どの取引所でも取扱をされていますし、様々な取引所が取り扱うということは多くの人に利用される可能性があると言う事にもなります。

海外の仮想通貨の情報を見逃さない！

日本でもTwitterなどのSNSでの情報は、開発者なども利用しているので馬鹿にならないくらいの影響力があります。

ですが、本当にいち早く情報を知るなら海外の、仮想通貨関連のSNSを見てみるのもいいでしょう。

ロシア、ウクライナなど海外の仮想通貨取引所はまだまだ問題がある所も多く、「異常な動きを察知した！」なんという呟きがある事も。

ガセネタの可能性も否定は出来ませんが、翻訳して読んでおくと人よりも速い対応が可能で、有利に取引を進める事が出来るかもしれません。

今後も、ブロックチェーン技術の注目度は高い

仮想通貨の価値だけでは、あくまで取引所の脆さが出てしまっていますが、仮想通貨に用いられているブロックチェーン技術の有用性は、世界的に見ても注目されています。

となると、それに伴って仮想通貨の価値が上がる可能性は十分にありますし、何かトラブルが起これば暴落する可能性も十分にあります。

今後も仮想通貨の暴騰、暴落は間違いなく起こるでしょうし、暴騰があれば必ず暴落が待っています。

注目度が高いだけに、値上がりも早く、値下がりも早いのです。

通称「ガチホ」勢はどれだけいるのか？

ガチホ勢というのが存在するのはご存知でしょうか？いわゆる安価な時代から仮想通貨を大量に保有している人達の事で、こういった人達がどのタイミングで売りに出るのか、がポイントになります。2017年の年末から2018年の年始の大暴騰と大暴落で手放した人も多いのではないかと言われていますので、次回、大きな値上がりがあった時に大口の売りというのは、もしかすると少ないかもしれません。

問題は、新規でどれだけの大量保有勢が増えたかですが、Bitcoinを、大量保有している勢力は少ないのではないかと思います。

大量保有するとするのなら、安価で購入がしやすかった、RippleやNEMなどのアルトコインではないでしょうか。

状況の変化に注意する事で、より仮想通貨上昇、下降の流れはつかめるのではないかと思います。

広がりと認知を見せる仮想通貨

仮想通貨と聞いてもピンと来なかった方がいままでは多かったのではないかと思いますが、現在では投機として、投資としての整備が整いつつあります。それだけでなくブロックチェーン技術はより、多くの広がりを見せています。

いずれブロックチェーン技術は世界の標準となるかもしれません。大袈裟かと言われるかもしれませんが、ムーブメントの大きさは、インターネットが世に広まった時と同じくらいの勢いがあるとも言われているのです。

やはり日本ではリスク面が注目されがちですが、「メリット」の部分にも十分に注意しておく事おすすめします。暴落があると言うことは、暴騰が必ずあったと言う事なので、上がるタイミングを見逃さないようにしましょう。

いざ価格が急騰した時に何の準備もなければ、ただその様子を見ているだけになってしまいます。それはあまりにも勿体無いと思えるのです。

もちろんリスク面で不安な点が無いわけではありませんが、今後も暴騰、暴落の可能性を残している仮想通貨、そしてブロックチェーン技術に注目が集まります。