6/28にLINE株式会社より発表された、ブロックチェーンプラットフォーム「LINE Token Economy（ライン・トークン・エコノミー）」。皆さんはどれだけご存知でしょうか？私自身名前を聞いてもピンと来なかったので、調べてみる事にしました。

ちなみに、LINEトークンエコノミーについて調べてみたところ、【DApps】という単語もよく出てくる事があります。どちらも知って始めてわかると思うので、今回はDAppsについても一緒に調べていきたいと思います。

LINEトークンエコノミーとは？

ブロックチェーン上でDApps（分散型アプリケーション）が提供され、LINEが独自に発行するトークンの発行が出来るようになります。

ブロックチェーン技術を活用したプラットフォームで、画像や動画などのコンテンツを作成しているユーザーに対してトークンを還元する事が可能な、いわゆる「投げ銭」だったり「対価」のようなものです。

下記で詳しい解説をさせていただきますが、「DApps（分散型アプリケーション）の開発も行なえるようになる」との発表もあり、メディアやゲーム等トークンエコノミーと相性の言いコンテンツを今後育てていく事を考えているようなので、「将来性」は非常に大きなものになりそうです。

現状はアフィリエイトや広告などでユーザーは報酬を得ていますが、ブログなどでコンテンツを生みだす事で、トークンエコノミーを獲得し、広告の必要がないサイトの作成も進んでいくでしょう。

最大限の注目を浴びたのが、このトークンエコノミーは、将来的には「LINE以外でもサービスを受けられるように連携」していく事が発表されていて、トークンが発行された時に一気に「価値が高まる」可能性があるのが魅力的です。

さすがにこれは多くの方が予想されているので、発行される日に手に入れる事が出来ればラッキーくらいの感覚で考えていたほうがよさそうです。

Dappsとは何か？

Dapps（ダップス）はDecentralized Applicationsの略。

分散型アプリケーションと言う意味でブロックチェーン技術を用いた非中央集権的なアプリケーションを指します。

聞いた事がある方もいらっしゃるかと思いますが、EthereumやAugurでも用いられています。

DAppsとはいくつかの要件を満たすものであると言う意見もあります。

• ①アプリは、オープンソースであること。オペレーションは自動、中央のコントロール主体を持たせてはならない。トークン、データ、レコード、などにつき、暗号化され、分散化されたブロックチェーンを利用している。
• ②オープンに流通可能な、暗号トークンを持っていること。利用に際してトークン使い、参加者には、そのトークンによってリワード（報酬）が支払われること。
• ③アプリケーションはマーケットやユーザーからの改善要求によりプロトコルを改善していくこと。この改善は、ユーザーのコンセンサスによること。

上記の要件を満たすものが、完全なDAppsと言われています。

日々出てくる新しい仮想通貨

トークンであったり、草コインと呼ばれるものは日々新しいものが出てきたりします。どの仮想通貨を投機的に考えるなら、チェックは必要でしょうし、どんな目的なのか、どのような価値があるのかを一度考える必要があります。

もちろん投機として考えなくても面白い技術なのは間違いありません。LINEという大きな企業、ユーザー数を抱える所が参入する事により、利用者数もぐっと数を伸ばすでしょう。

ちなみに、興味がある方はDAppsの開発方法が学べるカードゲームなどがあったりもするので、そちらをチャレンジしてみるのもいいでしょう。

クリプトゾンビーズ

CryptoZombiesは、暗号からゾンビを生み出すゲームの開発を通じて、Solidityでスマートコントラクトの構築を学習できる、インタラクティブなオンラインレッスンです。

一から自分で作る事になりますが、DAppsを理解するならプレイしてみてもいいのではないでしょうか。無料で挑戦出来るので使ってみる価値ありです！

興味のあるものへの取っ掛かりというのは様々なパターンがあって当然です。興味が湧いたものより深い知識を得てみるのも面白いのではないかと思います。きっかけは案外こういったものかもしれませんよ。

難しく考える必要はない！

LIMEが取引所であるBITBOXをオープンさせようとしているというのはツイッターでもお話をさせて頂きました。予想としてはそちらでトークンを発行して、LINE内外で利用するのが目的ではないかと思います。

そのシステムがブロックチェーン技術をつかったものであり、トークンには利用価値があると覚えておけばいいのではないでしょうか。

難しく考える必要は全くありません。

ですが、期待出来るものになるかもしれないと思っておきましょう。そうする事で具体的な価値がわかってきた時に他の人よりも一歩早い行動が取れるはずです。