仮想通貨はビットコインをはじめ、イーサリアムやリップルなどのアルトコインと、草コインと呼ばれるマイナーな取引所にしか上場していない時価総額が低いもの、そのほかに、ICO(Initial Coin Offering)を行って、これから世の中に公開予定のコインなどがあります。

今回はビットコインも含めた、これら3種類のコインについてランキング形式で今後有望なおすすめのコインをご紹介していきます。

狙った銘柄を買うときのタイミングを見極めるコツ

これから仮想通貨を始めてみたいという方は、どこかのタイミングで何らかの仮想通貨を購入することになります。
仮想通貨は株価などと同じように、安く買って高く売ることで大きな利益を上げることができますが、日々その価格は変動していますので仮想通貨を買うタイミングは慎重に見極めなければ、利益を上げるどころかマイナスになってしまう可能性があります。
そうならないためにも、仮想通貨を買うタイミングについて知っておきましょう！

なぜ買うタイミングを失敗してしまうのか？

株式や仮想通貨は安く買って高く売る、というとても単純なやり方で資産を増やす方法ですが、なぜか多くの人はそれができません。
一体なぜこれほど単純なことが難しいのでしょうか？その答えもとても単純で、ほとんどの場合は相場について理解していない、あるいは相場を自分の思い込みで考えている、からであるといえます。

次のチャートをご覧ください。

これはビットコインの過去一年間のチャートですが、安く買うタイミングはどのくらいあったでしょうか？チャートの形に注目してほしいのですが、大小あれど基本的にジグザグしているのがわかりますよね。
ということは上がっては下がり、あがっては下がりを繰り返しています。

このように、底値で買うタイミングはかなりたくさんあったことがわかりますね。
ところがこれは、後で振り返っているからわかったことであり、実際にはチャートの底付近であっても、その時に取り巻く様々な情報やもっと下がるかもしれないという不安から、ここが底値だという自信を持つことはかなり困難であるといえます。
このように買うタイミングを失敗してしまう人は、その時の心理に流されてしまっている。といえます。

引用元　https://coinmarketcap.com/currencies/bitcoin/#charts

買うタイミングを予測する方法はあるのか？

相場の未来を100%当てる方法はもちろんありませんが、ある程度今後の動きを予測する方法はあります。

それは、テクニカル分析とファンダメンタル分析です。
テクニカル分析は主に短期的な予測、ファンダメンタルズ分析は中長期的な予測を立てるのに参考になる指標です。
そして、今後の動きを予測する手がかりとなるものが、チャート(値動き)や日々のニュースに隠れています。

昨年はビットコインやアルトコインが急騰しました。
それを予測できていたなら、今頃億り人になれていたでしょうが、実際億り人になれたのは300人ほどだったといわれています(国税庁調べ)。

話がそれてしまいましたが、例えばこのチャートでテクニカルとファンダメンタルズはそれぞれどのタイミングで活用できたでしょうか？
まずファンダメンタルズですが、これは昨年2017年は一年を通してずっと活用できていたといえます。
その理由は、ファンダメンタルズは中長期的な指標となるので、仮想通貨を取り巻く環境に良い大きな変化が起きれば、基本的に「買い」となるからです。

具体的に、昨年4月1日より「情報通信技術の進展等の環境変化に対応するための銀行法等の一部を改正する法律案」すなわち仮想通貨法が施行されました。
このニュースは、その後の仮想通貨投資においてかなりのプラス材料となりえることはこの時点で誰もが疑う余地はありませんでした。

次にテクニカルです。
こちらはビットコインが最高値を付けた後、今年以降の値動きで活用できていたといえます。
先ほど申し上げましたが、チャートの形はジグザグしております。
つまり、一定の上昇があった後は必ず下がり、その後また上昇するという流れが仮想通貨は顕著に表れているからです。
株式の場合はもっと複雑な値動きをするためテクニカルが100%あたるかはわかりませんが、仮想通貨はまだ黎明期であり、機関投資家の参入もない(実際には少しずつ参入していると言われていますが)、多くが個人投資家なので値動きがとても単純なのです。

したがって、一旦上昇したあとは何%か下がり、また何%か上昇する、という動きが繰り返されやすいのです。
このように、ファンダメンタルズとテクニカルを使い分けることで、絶好の買い場を予測することが可能なのです。

一気に買うか？分割して少しずつ買うか？

ボラティリティが高い仮想通貨の相場ですが、一気に買うのと少しずつ買うのでは、どちらがより確実に利益を得ることができるのでしょうか？

まず一気に買うことのメリットは、買ったタイミングによっては短期間で大きな利益を上げることができるという点になります。
しかし、逆に買ったタイミングが高値で、そこから急激に価格が下がると大きなマイナスになるという点がデメリットとして挙げられます。

一方少しずつ買うことのメリットは常に価格が変動している中で買い増ししていくので、価格が下がっていても、大きくマイナスになるという可能性が下がる点です。
反対に一気に買わないので、利益も少しずつ増えるということになり、ある程度長期的な目線で見ていく必要があるという点がデメリットであるといえます。
また、購入するタイミングを分割するのではなく、投資する銘柄を分散させる分散投資もリスクを抑えることができる投資方法です。

分散投資について詳しくは【仮想通貨は分散投資向き？集中投資向きか？】をご覧ください。

ちなみに、仮想通貨取引所のZaifでは、コインの積み立てができるサービスを提供しております。
Zaifで取り扱っている通貨に投資をするのであれば、この積立コインサービスはリスクの少ない投資方法としてとても魅力的なのでお勧めです。

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どんな仮想通貨 銘柄が狙い目となるのか

今や数千種類あるともいわれる仮想通貨ですが、どの銘柄が狙い目なのでしょうか？
短期的に上昇が見込める仮想通貨も確かに魅力的ではありますが、急な下落のリスクなども付きまとうため、初心者にはあまりお勧めはできません。

やはり、長期的に騰がると予想される仮想通貨が今最も狙い目であるといえるでしょう。
長期的に騰がる銘柄は基本的に将来性が高い仕組みや技術を持った通貨です。

次に来る！国内取引所でも買えるおすすめ銘柄

【NO1】イーサリアム（ETH）

「ビットコインの次！」の第一候補といえばやはりイーサリアムです。

イーサリアムの特徴はスマートコントラクトと呼ばれる仕組みと、PoS(プルーフオブステーク)と呼ばれる取引承認アルゴリズムです。
これらにより、ビットコインでは不十分だった永続的な分散管理の仕組みを強化しており、このイーサリアムプラットフォームを使ったアルトコインがたくさん誕生しています。
また、イーサリアムは仮想通貨としてだけではなく、マイクロソフトがイーサリアムのブロックチェーン技術を採用するなど、イーサリアムプラットフォーム自体が今後あらゆるシステムに活用されることでも期待されています。

【NO2】リップル（XRP）

リップルは、リップル社が開発した送金や決済を高速で処理することができるプラットフォームです。

リップルは、IoV(Internet Of Value)つまり価値のインターネットを目指しており、高速送金技術はそれを実現するための手段の一つに過ぎないのだそうです。
また、リップルの取引承認アルゴリズムはRPCA (Ripple Protocol Consensus Algorithm)と呼ばれるものを採用しております。
これは、リップル社が選定した企業や団体が検証者となり、リップルネットワークの処理を行う仕組みです。

このように、かなり壮大な目標を掲げているだけに、リップルは今後もかなり注目のコインであるといえます。

【NO3】ビットコイン（BTC）

続いては、元祖仮想通貨のビットコインです。
ビットコインは2009年に公開されたブロックチェーン技術を用いた仮想通貨で、サトシナカモト氏の論文が起源といわれております。

ビットコインの取引承認アルゴリズムは、PoW(プルーフオブワーク)と呼ばれるもので、マイニングによって取引記録の集まりであるブロックとブロックを繋いでいくという仕組みです。
マイニングはマイナーと呼ばれる不特定多数の人々が行い、最初にブロックを繋ぐハッシュ値を見つけたマイナーにインセンティブが与えられるというルールとなっていることで、永続的な分散管理を実現しています。
いまだにビットコインがその他のコインを引っ張っていく存在であり続けていますので、今後も期待が持てます。

【NO4】ライトコイン（LTC）

ライトコインはビットコインと非常によく似た仮想通貨です。

取引承認アルゴリズムはビットコインと同じPoW(プルーフオブワークス)を採用しており、一見するとその違いが分かりにくいのですが、実はライトコインは取引の処理にかかる時間がビットコインの約1/4という高速処理を実現している点が特徴です。
そのほかにSegwitやライトニングネットワークの採用など、ビットコインにはない新しい仕組みが満載です。

【NO5】ネム（NEM）

ネム財団が管理している仮想通貨です。

ネムはここ最近最も注目されている仮想通貨のひとつであり、その将来性に大きな期待が寄せられています。
ネムの取引承認アルゴリズムは、PoI(プルーフオブインポータンス)と呼ばれるものでコインの保有量だけでなく、取引量によっても承認権が得られやすくなる仕組みとなります。
また、ビットコインのマイニングに相当するものとしてハーベスト（ハーベスティング）があります。

少ない投資で大きく利益！草コインおすすめ銘柄

次に、時価総額が少なく、価格も安い草コインのおすすめをご紹介します。
ここでご紹介するものはすべて、海外の取引所でのみ扱っているコインになります。

【NO1】カリスト Callisto(CLO)

2018年3月にイーサリアムクラシックのハードフォークにより誕生したコインです。
イーサリアムプラットフォームをベースにしており、ガバナンスシステムを確立することを目的として作られた実験プロトコルとなっております。

簡単なおさらいですが、イーサリアムクラシックはイーサリアムのハードフォークでイーサリアムと分けて存在しているコインです。
そして、イーサリアムクラシックがもともとのイーサリアムで、カリストはこれをベースにしております。

【NO2】トロン Tron（TRX）

2017年に誕生したアルトコインの中でも比較的新しいコインです。

世界中のエンターテインメントコンテンツを誰もがより自由に生み出したり、共有したりすることを目指しているプラットフォームです。
世界中で活躍の機会が十分ではない想像力豊かなクリエイターの活躍の機会が増える可能性があります。

【NO3】キン KIN（KIN）

カナダのSNSサービスを提供しているkik messengerが展開している仮想通貨です。

昨年に誕生したコインですが、様々な企業が早くも注目しており今年5月に行われた仮想通貨の国際イベント「consensus2018」でも注目され、価格が急騰していました。
今後広まる可能性が高い仮想通貨です。

【NO4】アイオータ IOTA（IOT）

ドイツで誕生した通貨で、IoTに特化したブロックチェーン技術ではなく、Tangle(タングル)という独自の技術を用いている仮想通貨です。

物のインターネットであるIoTにおいては一回にやりとりするデータ量はわずかであり、そのような規模のデータのやり取りに通常の仕組みでは非効率なため、わずかなデータのやり取りにおいても最適な仕組みを実現しているのがこのIOTAです。
IoT向けの競合としては、イーサリアムクラシックがあります。

【NO5】アービトラージCT（ARCT）

2018年1月に公開されたばかりのとても新しい仮想通貨です。

その名の通り、arbitrage=裁定取引に特化したもので、世界中の仮想通貨(主にアルトコイン)の自動裁定取引システムを使って利益を出し、その一部をコインの保有者に還元するという仕組みです。
保有するコインがおおければ多いほど、還元される利益は多くなります。
定期的に取引のレポートが配信されており、その実績次第では、たくさんの利益が還元される可能性があります。
また、通貨を多く保有しているほどその利益が多く得られるので、今後注目の仮想通貨です。

将来爆上げ＆上場に期待！おすすめICOコイン

最後は、これから公開されるICOコインのおすすめランキングです。
まだ市場に公開されていないコインなので、どんな特徴があるのか、これから伸びる可能性があるか、などを見極め安い今のうちに投資すれば、今後大幅な利益が得られる可能性があるコインたちです。

ASOBI COIN　ゲームクリエイター

アソビモ株式会社という会社が展開する、電子書籍やゲームなどのデジタルコンテンツを保護することを目的としたコインです。

ASOBI COINは、デジタルコンテンツの所有権を明確にすることで、これまで難しいとされてきた２次流通を可能にすることを目指しております。

UbcoinMarket ユービーコインマーケット

仮想通貨で商品売買ができるマーケットプレイスを目指すコインです。

仮想通貨の存在意義である決済手段としての機能を追求し、その名の通り仮想通貨としての活用を目指しています。

Lattice ラティス

エストニア発の、量子コンピューターとブロックチェーンを組み合わせた仕組みによる、様々な可能性を追求していくことを検討中のコインです。

量子コンピューターは仮想通貨以上に黎明期ではありますが、今後さらに研究が進み実用化が進めば、今の創造をはるかに超える利便性を持った通貨になるかもしれません。

大きな変動に気づくためにもチャートアプリは必須

仮想通貨は常に変動しており、価格や取引量などを常にチェックしておくことは、今後起こりうる大きな変化の前兆をとらえることができるかもしれません。
そのためにアプリを使ったマーケットのチェックは非常に重宝するでしょう。
入れておくとよい仮想通貨チャートアプリをご紹介します。

bitFlyerウォレット

筆者も使っているアプリで、なんといっても国内でNo.1の信頼度を誇る仮想通貨取引所のアプリなので安心です。
価格の急な変動があると通知される機能があり、ついつい別のことに気を取られていても価格の大幅な変動に気づかなかった、ということを防いでくれます。

コイン相場

仮想通貨の情報サイトCOINNINJAが提供しているアプリです。
このアプリは様々な機能を備えており、アプリで仮想通貨の取引をすることも可能です。
ポートフォリオを設定することもできるので、これ一つで仮想通貨の取引は死角なし、といってもいいぐらい便利なアプリです。もちろん無料で使うことができます。

ツイッターで購入銘柄の速報を手に入れる

仮想通貨の最新情報をいち早く入手するなら、ツイッターが最も適した情報源になるでしょう。

とにかく動意を察知することができるので、仮想通貨関連のスケジュールを予め把握しており、その時期が近づいてきたらツイッターを頻繁にチェックすることをお勧めします。
誰よりも早く変化に気づき、価格の急騰直前に投資することができるかもしれません。

国内取引所で買える銘柄をガチホするなら預ける！

国内の取引所で取り扱っている通貨をガチホ！つまり長期保有するのであれば、安全な保管方法で管理しましょう。

取引所にアカウントを作り、アカウント上で保管しているだけではインターネット上のなんの壁や扉もない丸見えの草原に自分の通貨を置いていることと同じと考えるべきです。
取引所にそのまま置くのではなく、ホットウォレットと呼ばれるオンライン上のウォレットで保管する方法もありますが、オンラインである以上盗み取られるリスクは付きまとうので、より安全なコールドウォレット、つまりオフラインでの保管が安全です。

コールドウォレットで管理するなら「レジャーナノS」や「トレザー」が知名度が高く人気です。

長期間安全に保管し、いつか陽の目を見る瞬間までガチホしましょう！