暗号資産(仮想通貨)は今が旬!注目度急上昇中のニュース
猿でも分かる!仮想通貨のエアドロップ(AirDrop)とは
- 仮想通貨ニュース
- 2018/08/28
仮想通貨取引前に仮想通貨を用いた資金調達を行うICO(Initial Coin Offering)が話題となりましたが、資金調達における詐欺も少なくないことから、日本では金融庁などの規制が入り、市場的に混沌とした状況になっています。
そこで、資金調達を行わず、プロジェクトの参加者や保有者を広げることを目的として、希望した人に無料で配る「AirDrop(エアドロップ)」という手法が出てきました。
ここでは、そのAirDropについてから、メリット・デメリット、やり方、事例等を説明します。
目次
仮想通貨を無償配布!エアドロップ(AirDrop)の意味
エアドロップとは、そのトークン(コイン)の知名度を上げることを目的として、無料でトークンを配ることを意味します。
現在、ビットコインを始め、1000種類以上の仮想通貨銘柄があると言われており、そういった膨大な種類のなかで新規トークンを認知させるのは非常に困難です。
そこで、エアドロップであるトークンを無料配布することで認知度を上げようと考えられています。
認知度が上がると、そのトークンが注目されることになるので、興味を持つ人が増えて、結果的に価格も上がると言われています。
例を挙げると、2017年にハードフォークを実施した「ビットコインキャッシュ」も、もともとのビットコインキャッシュ保有者に対してエアドロップが行われました。
また、イーサリアム保有者へは、「OmiseGo」という新規トークンが出た際にエアドロップされたこともあります。
仮想通貨自体の知名度は急上昇しているものの、次々に出てくる新銘柄のなかには詐欺通貨が含まれていることがあり、リリース直後の銘柄を警戒する投資家も少なからずいます。
そこで、エアドロップを活用したキャンペーンを実施することで、一定の保有者数を最短で確保することが可能となります。
日本からエアドロップのやり方と受け取り方
次にエアドロップではじめる際の必要なものを紹介します。基本的に下記の4つを準備する必要があります。
1.メールアドレス
メールアドレスは、普段使用しているものとは別にエアドロップ用に準備をしたほうが良いです。ハッキング対策、クレジットカード等の個人情報漏洩を未然に防ぐ意味でも新規アドレスを作った方が無難です。
2.イーサリアムウォレットアドレス
エアドロップでは、配布される通貨の多くがイーサリアムベースで開発されています。
イーサリアムベースで作られたトークンを管理するウォレットは、「MyEhterWallet(マイイーサウォレット)を用意しておく必要があります。
MyEhterWallet(マイイーサウォレット)の使い方から送金方法も当サイトで分かりやすくまとめているので是非参考にしてください。
3.ツイッターアカウント
エアドロップで無料配布される条件として、銘柄の公式アカウントのフォローやリツィートのアクションになっているものが多いため、ツイッターアカウントは用意しておくことをおすすめします。
4.テレグラム
日本で知名度のあるLINEですが、同様な機能を持つアプリとしてテレグラムがあります。
仮想通貨では、情報発信手段として、メッセージを暗号化しプライバシーを担保できることから、必須のアプリと考えられています。
日本ではLINEの方が認知度は高いですが、テレグラムは世界で1億人を超えるユーザーがいます。
上記4つの準備ができたら、実際にエアドロップをやってみることができます。
1.エアドロップ用のURLをクリックしてサイトへ接続します。
2.「エアドロップに参加する」ボタンを押すと、イーサリアムウォレットアドレスを入力するフォームが表示されるので、アドレスを入力します。
3.テレグラムに参加する画面にてテレグラムコードが表示されたら、テレグラムアプリにてコードを入力します。
4.イーサリアムウォレットに送付されるのを待ち、確認します。
◆エアドロップをする際の注意事項について
1.普段から使っているメールアドレスではエアドロップに参加しない
2.既に多くのイーサリアム資金を保有するウォレットを使用しない
3.イーサリアムウォレットの秘密鍵は、絶対に口外しない
ウォレットがないとエアドロップが受け取れない!
エアドロップを受け取るには、ウォレットが必ず必要となります。
ウォレットは、エアドロップをするコインの多くがERC20トークンを起用しているので、イーサリアムウォレットを準備しておくと良いでしょう。
イーサリアムは、MyEtherWallet(マイイーサウォレット)がウォレットになるので、こちらを用意しておきましょう。
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)をお持ちでない方はこちら
⇒マイイーサウォレットの使い方~作り方・送金方法
エアドロップで手に入れた仮想通貨の税金について
仮想通貨は、法定通貨(円など)に交換するまでは課税対象となりません。
エアドロップで手に入れた仮想通貨も同様です。
尚、もらうという行為は、個人からの場合は「贈与」、法人からの場合は「所得」と理解しておきましょう。
そして、2017年4月に資金決済法が改正され、仮想通貨が決済手段として認定されたことで、仮想通貨で得た利益は「雑所得」として処理することになります。
雑所得は、年間20万円以上になることで確定申告が必要となります。
また、贈与の場合は、1年間にもらった合計額から基礎控除の110万円を差し引いた残りの額に対してかかってきます。
もし、上述に該当する収入があったにも関わらず申告をしなかった場合、ペナルティや罰則などで本来の申告すべき金額以上の金額を支払わなければいけなくなりますので、必ず申告は行いましょう。
仮想通貨の税金に関しての詳細はこちら
⇒仮想通貨で得た利益の税金計算方法と確定申告について
エアドロップで成功した事例
ここでは、エアドロップで成功している事例を紹介します。
国内最大級のエアドロップを成功させた「D-ZONE COIN」は、決済手数料0.5%、即時送金を実現したブロックチェーン決済システムの「DreamPay」のコインになります。
このエアドロップは28,000人が参加したことで国内最大級の成功事例とされています。
そして2018年7月にCoinExchange.ioに上場が確定しているのです。
現在、日本国内において早々にICOを実施することは難しい状況ですが、海外でICO実施による資金調達を成功させ、日本国内ではエアドロップによるPR活動を行うことで認知度を高めてユーザーを獲得することによって、仮想通貨取引所への上場を目指せることを「D-ZONE COIN」は好事例となります。
エアドロップで詐欺にあった事例
日本において注目度が上がったOmiseGo(お店ゴー)も、エアドロップを行ったのですが、オミセゴーではイーサリアムを保有している人へトークン配布を行うというものでした。
オミセゴーは、公式ツイッターアカウントを持っていますが、偽アカウントが「エアドロップのページが出来ました」という偽情報を発信し、偽URLへ誘導をはかる詐欺が発生したのです。
こういった詐欺手口は、エアドロップ案件では多く見受けられることから、公式サイトやアナウンスをしっかり確認することが必要です。
代表的なおすすめエアドロップ
1.AELF(ELF)
世界最大級の取引所「Binance」に上場済の、分散型クラウドコンピューティング。
ツイッターで、毎日「いいね!」をすることでコインがもらえます。
2.DNeT(DNET)
ブロックチェーンベースの通信事業を展開。10DNET(価格不明)の配布量で、メールアドレスのほか、イーサリアムアドレス、テレグラムのアカウントが必要です。
3.Orumeus Coin(ORME)
Coinbene、HitBTCなどに上場済みの産業マインングオペレーションが支えるデジタル通信のシステムです。
4.Viberate(VIB)
世界最大級の取引所「Binance」に上場済みのViberate(VIB)。
5.Cortex(CTXC)
大手海外取引所「Huobi」「OKEX」に上場済みのAI(人工知能)×ブロックチェーンのコインです。
アクションに応じて配布量は異なります。
6.Oraclechain(OCT)
海外取引所「BigONE」に上場済みで、生活とブロックチェーンサービスをつなぐオラクルです。
7.Basic Attention Token(BAT)
世界最大級取引所「Binance」に上場済みで、ウエブブラウザ「Brave」を用いたオンライン広告のプラットフォームです。
Braveは、データ通信料やバッテーリの消耗を経験するブラウザで広告をブロックします。
Braveをインストールしてネットサーフィンするだけでコインをもらえるのが特徴です。
8.Propy(PRO)
Bitrexなどの大手仮想通貨取引所に上場済みで、国際的な不動産マーケットプレイスになります。
配布は、1PRO(70円相当)からとなっています。
上記のように、すでに仮想通貨取引所に上場済みのコインもありますが、上場前のコインも下記のようにいくつかあります。
1.Fenix(FENIX)
人気アーティストとファンが直接交流できるプラットフォームで配布量は2400円相当になります。
2.Synapse AI(SYN)
分散型データと人工知能ネットワークのプラットフォームで、こちらは400円相当の配布量になっています。
3.WAR FIELD(GLDR)
こちらはゲームになりますが、シューティングゲームでメールアドレスとSNSアカウントが必要となり、550円相当のエアドロップを受け取ることができます。
このように、仮想通貨の世界で認知を広げる動きが活発化しています。
おすすめ国産エアドロップ
今年に入ってから国産エアドロップも出てきているので、いくつか紹介します。
モノづくりを応援しするトークン「奏コイン(KanadeCoin)」
システム開発やWEB開発を行うデジタルクリエイター向けのトークンエコノミーを目指したコインです。
奏コインのプラットフォーム上で、開発者同士の報酬のやり取りや、投げ銭等を使ったコミュニケーションを一括で行えます。
VIPSTAR/5ちゃんねるの「ニュー速VIP」
5ちゃんねるのVIP版ユーザーによって作られたプロジェクトコインです。
当初は、イーサリアムベースで開発されたプラットフォームだったが、現在は独自のブロックチェーンを実装して移行を進めています。
マンガコイン
5ちゃんねるの住人によって、イーサリアムベースで開発にされたマンガ関連のコミュニケーションプラットフォーム。
アマチュアの漫画家からプロまで幅広い支援を目的とています。
エアドロップの情報収集する方法
エアドロップに関して、SNSで集める方法や情報収集する方法を紹介します。
ツイッターを使う
1.ツイッターの検索ボックスで「エアドロップ」と入力して検索すると、日本語でエアドロップ案件をつぶやいている人たちの情報をまとめて見ることができます。
順番に流れを見て行くことで、かなりの数の情報収集ができ、また今注目されている案件もわかります。
2.ツイッターでエアドロップ情報を呟いているアカウントをフォローしておくのも一つの方法です。
そうすることで、最新情報や気になるエアドロップ案件をいち早く知ることができます。
エアドロップ情報を集めているウェブサイトをチェック
「bitcoinTalk」、「AirdropAlert」は専用サイトとして使われています。
また、エアドロップに参加しているユーザーのブログ等もあります。
その他のコミュニティ
その他、ゲームユーザー向けに設計されているチャットコミュニティのプラットフォーム「discord」というのがあります。
その中に情報チャンネルがあるので、ゲーム関係のエアドロップ情報を入手するには良いでしょう。
また、エアドロップユーザー間で話題となっているのが、エアドロップおじさんのエアドロップ参加管理票です。ユーザーの間では、よく使われているようです。
仮想通貨エアドロップのまとめ
エアドロップのこれまでの流れをみると、仮想通貨の世界におけるPR手法の一つとして今後も使われて行くでしょう。
ただ、詐欺まがいの行為が行われることも少なくありません。
エアドロップだけに限らず、仮想通貨の仕組みや、自分で取り扱う銘柄に関して、事前にサービスの理解や他ユーザーの動きなどを見ておく必要はあります。
現在、SNSを始め、インターネットを検索すると大体の情報は入手できるので、事前に調べることをお勧めします。
取引所の記事一覧
-
上か下かを予想するだけで貰えるビットコインアプリ「ぴたコイン」とは
「ぴたコイン」はビットコインの値動きを予想して、当たれば必ずビットコインがもらえるスマホアプリで、利用は完全無料で予想が当たれば必ずビットコインをもらうことができます。本記事では話題の「ぴたコイン」の...
-
ビットコインが上がるか下がるか?で投資額を倍できるハイローオーストラリア
ビットコインの価値が数時間後に上がっているか、下がっているかを予想し的中すれば掛け金が倍になる「ハイロー取引」はご存知でしょうか?仮想通貨の変動が少ない今だかろこそ、熱い仮想通貨バイナリーオプション取...
-
まだ無料で歩いてるの?歩くだけでトークンが貰える「FiFiC」
歩くことで仮想通貨がもらえる健康アプリ「FiFiC(フィフィック)」。本記事ではFiFiCの魅力と使い方、コインのもらい方まで、採用されている仮想通貨NEMのブロックチェーン技術についても合わせてご紹...
-
スポーツ界に仮想通貨!?選手やチームに投げ銭ができる「エンゲート」とは
「エンゲート(engate)」は、自分のお気に入りのスポーツチームやスポーツ選手へ投げ銭を行うことができるサービス。NEMブロックチェーン技術を利用して、トークンを発行する「安全性の高い」コミュニティ...
-
送金アプリ「マネータップ」を使った方がいい人!と使う必要がない人とは?
「Xcurrent」というXRPのブロックチェーンを応用して開発された送金アプリ「マネータップ」について、本記事ではマネータップの仕組みを始め、使うメリットとデメリットを紹介。そして、アプリのダウンロ...
-
トークンが貰える!話題のグルメSNS「シンクロライフ」とは
話題のグルメSNS「シンクロライフ」。食体験を投稿することでトークンが貰える仮想通貨のSNSサービスです。既に17万件以上のレビューが投稿されており、利用者も拡大中!と期待のグルメSNS「Synchr...
-
ここを見ればアメリカでのリップル(XRP)の人気・評価がわかる
リップル(XRP)といえば、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)に次ぐ時価総額の仮想通貨ですが、リップルはなぜアメリカの主要取引所に上場がされないのか?その理由と実は取扱いされているアメリカ...
-
仮想通貨をレンディング可能なおすすめ取引所の金利比較
ビットコインなどを取引所を通して貸し出すことで利益を得ることが出来るサービスで、長期の保持(ガチホ)を考えている方にはオススメな仮想通貨レンディング。いくつかの取引所が提供していますが、どこに預けるの...
ホットワード(よく検索されているキーワード)| HOT WORDS
国内・海外の仮想通貨取引所の総合ランキング
時価総額が高い仮想通貨取扱いや取引所の使い勝手やサービスを中心にランク付け。
取扱い仮想通貨数が多い取引所ランキング
単純に仮想通貨の種類が多いというだけでランキング付けしておりません。
草コインや海苔コインを多く扱っているだけでなく、時価総額が高い需要のある仮想通貨をしっかり取り扱っているかも加味しております。
セキュリティーの高い取引所ランキング
顧客資産管理体制やマルチシグネチャウォレット、コールドウォレットの通貨別対応範囲、セキュリティ専門会社との提携などを基準としてランキング。
取引手数料の安い取引所ランキング
販売所、FX取引の手数料の違いも加味しております。
入金方法が充実している取引所ランキング
国内では入金する方法が充実していること、海外では入金に対応している仮想通貨種類を加味しています。
ユーザー向けサービスが充実している取引所ランキング
口座開設や手数料キャンペーンが行われているか、その他に取引所独自のサービスも比較してランク付け。
日本の仮想通貨取引所の総合ランキング
セキュリティ対策が優れいてる取引所を中心に取引所の使い勝手やサービス、サポート対応を基準にランク付け。
取扱い仮想通貨数が多い日本取引所ランキング
単純に仮想通貨の種類が多いというだけでランキング付けしておりません。
取引所の独自の仮想通貨や時価総額が高い需要のある仮想通貨の取扱いなども加味しております。
セキュリティーの高い日本取引所ランキング
顧客資産管理体制やマルチシグネチャウォレット、コールドウォレットの通貨別対応範囲、セキュリティ専門会社との提携などを基準としてランキング。
取引手数料の安い日本取引所ランキング
販売所、FX取引の手数料の違いも加味しております。
入金方法が充実している日本取引所ランキング
入金する方法が充実していること、また入金先の銀行口座数や入金申請から着金速度も加味しています。
ユーザー向けサービスが充実している日本取引所ランキング
口座開設や手数料キャンペーンが行われているか、その他に取引所独自のサービスや機能を比較してランク付け。
海外の仮想通貨取引所の総合ランキング
取引量が高い取引所を中心に取扱い仮想通貨種類、使い勝手やレバレッジの高さ、手数料を基準にランク付け。
取扱い仮想通貨数が多い取引所ランキング
単純に仮想通貨の種類が多いというだけでランキング付けしておりません。
国内で人気の草コインや海苔コインを扱っているか、時価総額が高い需要のある仮想通貨もしっかり取り扱っているかも基準にしております。
セキュリティーの高い海外取引所ランキング
顧客資産管理体制やマルチシグネチャウォレット、コールドウォレットの通貨別対応範囲、ハッキング防止管理などを基準としてランキング。
取引手数料の安い海外取引所ランキング
メイカー料金、テイカー料金や保持手数料などの違いも加味しております。
入金方法が充実している海外取引所ランキング
入金に対応している仮想通貨種類が充実していること、また国内取引所からの送金対応の速度も加味しています。
人気記事
-
今からでも儲かるチャンスはある!ビットコインの儲け方
2017年から2018年初頭にかけて仮想通貨の代表であるビットコインは一時200万円台まで突入し、多くの「億り人」を生みました。一獲千金を狙って今からでもビットコイン投資をしようと考えている方は多いと...
-
【2018年版】失敗しないビットコイン投資の始め方
新しい通貨として2016年頃から注目されてきた仮想通貨。その中でもビットコインの価格の高騰は目を見張るものがありました。ここではビットコイン投資を始める方へ向けてどうすれば失敗しないか、失敗しないため...
-
【2018年】仮想通貨別の時価総額をランキング形式に発表!
ここでは仮想通貨の時価総額について解説しています。時価総額と言われると難しいという印象があるかもしれませんが、時価総額について知っておくことは今後の投資の指標になる可能性もあるのです。時価総額の計算方...
-
無料でビットコインが貯まる!仮想通貨ゲーム一覧
仮想通貨は取引所で購入するかマイニングで手に入れるという方法が一般的ですが、実はスマホゲームやポイントサイトでも手に入れることができます。ここでは無料でビットコインが貯まるスマホゲームやポイントサイト...