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トークンとは?リスクと将来性を理解して仮想通貨投資を楽しもう
- 仮想通貨ニュース
- 2018/08/30

「トークン」と「仮想通貨」との違いが良く分からないという方も多いのではないでしょうか。
トークンと仮想通貨とはある明確な違いがあります。
これを理解しているのか、していないのかで、仮想通貨投資に対する見方や、仮想通貨関連のニュースをチェックする際の見え方がはっきりと変わってきます。
今回はトークンが、いまいちよく分からないという方のために、仮想通貨業界における「トークン」について、その性質と投資について解説したいと思います。
目次
仮想通貨のトークンとは簡単に言うと「引換券」または「権利券」
「トークン」はIT用語で「最小単位」を意味するもので、仮想通貨だけではなく様々な業界で使われている用語です。
「トークン」の広義的な意味は「価値を可視化したもの」です。
例えば、「ソフトバンク」は、その価値を可視化し売買できるトークンとして「ソフトバンクの株式」を発行しています。
他にも「VALU」や「不動産債券」など、様々な価値や権利のある不可視なものがトークン化され、取引が行われています。
仮想通貨業界では、「トークン」はICOの際に利用される場合が多いです。
仮想通貨の業界で使われる「トークン」はブロックチェーン上で発行された独自のコインのことを指します。
ブロックチェーン上で発行されたトークンにはある特定の「ICO通貨」と引き換えて取得することができる権利が付与されています。
また、トークンには「保有していれば様々な特典を受けることができる」という性質がある場合もありますので、「権利券」という風に例えられる場合もあります。
「ICO」とは?金融庁の見解を参考に説明
よく「ICOとは、仮想通貨が新規発行される際に行われるイベント。
株でいうIPO(新規公開株売り出し)のようなもの」と説明がされますが、この説明は少し誤っています。
金融庁が2017年10月に発表した「ICOについて」という文面では、ICOは「企業等が電子的にトークン(証票)を発行して、公衆から資金調達を行う行為の総称だ」としています。
つまり、ICOとは正確に言えば「新しい仮想通貨の引換券となるトークンのプレセール」だと言えます。
企業や個人がブロックチェーン技術を利用してトークンを発行し、「〇〇を実現します」というホワイトペーパーを掲げてトークンを投資家に売り出して資金を調達するというのがICOの実態です。
仮想通貨コインとトークンの違いについて

「仮想通貨コイン」は、新しいブロックチェーン技術で発行される基軸通貨であるのに対し、「トークン」は既存のブロックチェーン技術を用いて発行される通貨です。
例えば、堀江貴文さんが絶賛したことで有名な仮想通貨トークン「COMSA」は、仮想通貨「ネムベース」と「イーサリアムベース」のブロックチェーン技術で発行されています。
もう少し直感的に説明すると、トークンを「電子引換券」と考えると仮想通貨コインは「引き換えにもらう商品」とも言えます。
投資家はICOでトークンを保有することにより、後に発行される仮想通貨と引き換えてもらう権利が付与されます。
例えば、取引所トークン「COMSA」を取得しておけば、ICO時にCOMSAと新規発行通貨とを引き換えることができるようになります。
ただし、換金することができる新規発行通貨も「イーサリアムベース」または「ネムベース」のアルトコインである必要があります。
「COMSA」について詳しく知りたい方はこちら【COMSA(コムサ)はなぜ話題になったの?】を参照ください。
ICOトークンには「5種類のトークン」があることを理解しよう
ICOトークンには全部で5種類のトークンがあります。
仮想通貨型トークン
仮想通貨型トークンは、ビットコインやイーサリアムのように「決済や送金の手段として利用されるトークン」のことを指します。
ビットコインと同様に、匿名性が確保できて、取引の改ざんができないという特徴があります。
会員権型トークン
会員権型トークンは、「保有していることにより一定の優待が受けられる」というタイプのトークンです。
例えば、「そのトークンを保有していれば、企業側が提供するコンテンツを自由に閲覧できる権利を与えられる」というような性質があります。
プリペイド型トークン
プリペイド型トークンは、企業側が提供する商品やサービスの対価として利用することができるトークンです。
仮想通貨型と違い、決済として利用できるのは発行体が提供する商品・サービスに限られます。
ファンド持ち分型トークン
ファンド持分型トークンは、保有しているトークンに応じて利益を得ることができるトークンです。
株式の配当金や投資信託の分配金と同じ性質を持つトークンだと言えます。
例えば、OKEX取引所が発行している「OKB」はファンド持分型トークンに該当します。
OKBを保有しているユーザーは保有数に応じてOKEXが取得した取引手数料の一部を分配金として受け取ることができます。
アプリケーション・プラットフォーム型トークン
アプリケーション・プラットフォーム型トークンは、企業側が提供するブロックチェーンネットワークやプラットフォームを利用する際にその対価として支払うことができるトークンです。
トークンに投資するメリットとは

仮想通貨トレーダーの間でICOトークンは人気のある投資先の一つとなっています。 その理由として3つのポイントが挙げられます。
少額から投資することができる
ICOトークンはいわゆる「草コイン」に分類されます。
そのため、1通貨当たりの価格が非常に安く、大体が100円~1000円から投資することができます。
爆上げの可能性がある
ICOトークンは、ごくまれに上場後爆上げする場合があります。
例えばBinance(バイナンス)が発行する「BNBトークン)」という取引所トークンは、上場後にICO価格の200倍まで価格が上昇しました。
このように、ICOトークンには低価格で購入して大きなリターンを得られるという事例が結構あります。
配当や手数料割引などの特典が期待できる
香港の取引所である「Fcoin Exchange」が発行する「FCoin Token(エフコイントークン)」は、保有しているだけで「使われた取引手数料の8割を保有者へ分配する」という権利が付与されます。
他にもViaBTC社の「CoinEx(コインイーエックス)」の取引所でも、「CETトークン」還元という独自のサービスを行っており、先ほどの香港の取引所のように保有しているだけで「使われた取引手数料の8割を保有者へCETトークンとして分配する」という権利を得ることができます。
更に「CoinEx(コインイーエックス)」では仮想通貨取引をするたびに「CETトークン」が付与がされるサービスも行っており人気を集めています。
このように、トークンを保有していることにより様々な特典を得られることが期待できることがわかるでしょう。
トークンは仮想通貨コインで購入する
仮想通貨トークンは、そのトークンと同じブロックチェーン技術が利用されている仮想通貨コインで購入することができます。
日本円での購入はできませんので注意しましょう。
ちなみに、ほとんどのICOトークンは、トークンセール時の仮想通貨として「イーサリアム」が利用されます。
その理由として、イーサリアムのブロックチェーン技術である「ERC20」があげられます。
ERC20とは、イーサリアムとともに開発された仮想通貨の技術です。
ERC20技術を採用している仮想通貨はイーサリアム同様のウォレットで管理できたり、スマートコントラクト機能が使えたりERC20トークン同士で連携をさせたりすることができます。
ERC20は、ビットコインやネムのブロックチェーン技術と比べて比較的応用がしやすくなっています。
そのため、開発者スタンスでみると新しいトークンを発行する際はイーサリアムのブロックチェーンを利用することが、都合がいいと言えるのです。
そのような理由から、現在はICOトークンのほとんどがイーサリアムベースで発行されるようになっています。
トークンが無価値になる可能性もあり

ICOトークンへの投資により、爆上げやトークン保有による配当などの期待ができると紹介しました。
しかし、トークンへの投資には「トークンが無価値になる」というリスクがあります。
先にも言いましたが、仮想通貨トークンは「発行者がホワイトペーパーを実現するために資金集めとして発行する通貨」です。
そのため万が一、発行者が破綻してしまった場合はトークン自体が無価値になってしまいます。
また、そもそも発行者が嘘をついているという可能性も考えなければいけません。
トークンの発行者がホワイトペーパーの内容を全く実行せず、投資家から資金を調達して逃亡する「ICO詐欺」も頻繁に起こっています。
他にも、「REcoin」という仮想通貨について、その発行体である運営が「ダイヤモンドを裏付け資産としてトークンを発行する」と言っておきながら実はそれが嘘だったという事例も起こっています。
トークンの将来性を見極め投資しよう
トークンへ投資をする際のリスクについて分かっていただけたかと思います。
いずれにせよ、トークンへ投資をする前に「トークンの発行先が本当に信用できるのか」は絶対にチェックしておくべきです。
一方で、トークンを利用したサービスは現在どんどん流行ってきており、またICO詐欺の取り締まりや投資家たちへの周知も広まってきています。
大手取引所である「Binance(バイナンス)」や「Kucoin」では、取引所トークンを発行し「独自トークンを利用すれば取引手数料が割安になる」というサービスを提供しています。
トークンの今後の未来は明るいと言えそうです。
ただし、トークンへの投資のリスクは完全に0であるとは言えません。
トークンに投資をする際は、その発行体が信用できるかはもちろんのこと、発行体の評判やホワイトペーパーにしっかりと目を通して「将来性があるのか」を見極めて投資をするようにしましょう。
おすすめの国内Zaifトークン

今年に入って特に人気があるトークンが「取引所トークン」です。
保有していることにより手数料の還付や割引を受けることができ、仮想通貨業界が盛り上がれば盛り上がるほど実用性が増すという観点から人気が出ているようです。
特に、将来的に値が上がりそうなのが「Zaifトークン」です。
「Zaifトークン」は日本一の取引量を誇る仮想通貨取引所「Zaif」が発行している取引所トークンです。
Binance(バイナンス)が発行する「バイナンスコイン」のように「保有していれば特典がもらえる」という性質は今のところありませんが、「取引所Zaif」を運営しているテックビューロの将来性が期待されていることにより、その取引所トークンであるZaifトークンも今後の値上がりが期待されています。
さらに、Zaifは最近になって「マイナス手数料制度」を終了しており、「代わりにZaifトークンを保有していることにより何か特典がもらえるようになるのでは?」という噂もたっています。
このことからもZaifトークンは今最も注目されているトークンの1つだといえます。
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